ラファエロ「小椅子の聖母」 | ひとりぼっちのウォークマン

ラファエロ「小椅子の聖母」

この絵は美しく豪華な額縁の中に

丸くおさめられている。


描かれているのは

聖母マリア、幼子キリストと、

聖ヨハネである。

$ひとりぼっちのウォークマン

このような円形の絵をトンドといい、

当時の風習として出産記念など、

贈答用に製作されることが多かったようだ。


母子の理想像として、このような絵を、

贈答するのは、とてもいいと思う。


なんと優しいまなざしの母親なのだろう。

そして、なんと若くて美しいのだ。


じっとしていられない幼子を

しっかりと抱きしめている。


母と子の温もりがじんわりと伝わってきて、

こちらまで安らぎをおぼえる。


この絵は、ラファエロが、

ローマの路地で見かけた、

美しい母親と可愛い二人の幼子を、


近くに落ちていた古いワイン樽の蓋に、

スケッチしたものといわれている。


今晩の「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

ルネッサンスのローマへ・・・