ラファエロ「大公の聖母」 | ひとりぼっちのウォークマン

ラファエロ「大公の聖母」

ラファエロは多くの聖母子像を描いたことから

「聖母子の画家」といわれている。


今日取り上げた作品は、

今回の美術展の目玉でもある。


この絵は、幼子イエスを抱いたマリアを

描いたものだ。


暗い背景の中から、

浮かび上がる聖母子の姿は、

なんと穏やかで優しく

慈愛に満ちた表情なのだろう。

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なぜ、聖母子像が多く描かれたかというと、

古代宗教では母性信仰が

取り込まれたことから、


神の子を産んだマリアへの

信仰によるもののようだ。


「大公の聖母」の名前の由来は、

トスカーナ大公であったフェルディナント3世が、

この絵をとても気に入って、

大切にしていたからだといわれている。


ラファエロは9歳のときに母親を亡くしている。

その悲しみの深さは計り知れないものが

あっただろう。


尊敬する偉大な母を深く深く愛し、

崇拝するまでに至ったのか・・・・・


この聖母子像からは、

そんなラファエロの心境も感じられる。


今晩の「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

フィレンチェ、パラティーナ美術館へ・・・