エル・グレコ「ろうそくに火を灯す少年」 | ひとりぼっちのウォークマン

エル・グレコ「ろうそくに火を灯す少年」

エル・グレコの作品の中に、

はたと、目に留まった一枚の絵があった。


前回の彼の作品とは、だいぶ違う。


この「ろうそくに火を灯す少年」は

エル・グレコが若いときの作品のようだ。


宗教画でもなく、日常の、

生活の中の一コマか、


暗い闇の中、燃え木に息を吹きかけて、

ろうそくに火を灯そうとしている少年を

描いたものである。

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これを描いた頃の彼は、

かなり貧しい生活をしていたようだ。


貧しくても真剣に絵に打ち込んでいたに

違いない、

エル・グレコとこの少年が重なって

見えてしまう。


世間では、クリスマス・イヴも近く、

賑わっているが、


この絵を見ていると、

たまには、静かに、

聖なる夜を過ごしてみたくなる。


今晩の「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、


聖なる都へ・・・