ルーベンス「占いの結果を問うデキウス・ムス」 | ひとりぼっちのウォークマン

ルーベンス「占いの結果を問うデキウス・ムス」

これは、偉人伝にもなっている

古代ローマの執政官デキウス・ムスを

描いた連作の一枚である。


デキウスの死すべき運命が

予言される場面を描いた

「占いの結果を問うデキウス・ムス」である。

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この絵は、約4m×3mの大作で、

赤いマントをまとっているデキウスが、

いけにえの牛の内臓から、

「死して国を守れ」と言う運命を

告げられている場面を描いたものである。


とても緊迫感のある絵だ。


デキウスは、国のために命を賭けたことが、

後に、「自己犠牲」の模範とされた。


これは有名な話で、

絵画として描かれたのは、初めてである。


古典に精通していたルーベンスは、

この前例のない主題を、

堂々たる大画面の連作に描き上げた。


この壮大な内容と絵のスケールの大きさに

私は圧倒された。


今晩の「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

この大作が描かれた古代ローマへ・・・