ピカソ「ゲルニカ」 | ひとりぼっちのウォークマン

ピカソ「ゲルニカ」

今年も終戦記念日がやってくる。

8月6日は広島に、8月9日は長崎に、

原爆が投下された。

この日を忘れてはいけない。


この絵は、スペイン内戦中に、

空爆を受けた町ゲルニカを描いたものである。


日本への原爆投下より8年前の1937年4月、

ゲルニカが、将軍に加担したナチスにより、

民間人を標的にした無差別空爆をうけた。


その直後、ピカソは爆撃に対する抗議として

この「ゲルニカ」を描き始めた。

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画面を埋め尽くしているのは、

不安、絶望、痛み、恐怖・・・


死んだ子を抱き泣き叫ぶ母親、
天に救いを求める人、

剣を握り締めたまま体がバラバラで
倒れている男、

狂ったように鳴く馬など、

なんて、むごく悲しい絵なのだろう。


この絵は縦3.5m、横7.8というから、

かなり大きなもので、

すべてモノトーンで描かれている。


ピカソは、原色を使ったものが多いが、

この作品は、あえて、モノトーンなのだ。


「戦争により、人間の自由や希望など、

全てが失われてしまった」

ということか・・・


これと同じ図柄のタペストリーが、

ニューヨークにある国連本部の

国連安全保障理事会議場前に、

掲げられている。


今もなお、「ゲルニカ」は

反戦のシンボルであり続けている。


世界中が、平和でありますようにと、

願わずにはいられない。



今晩の「ひとりぼっちのウォークマンの旅は、

マドリード・プラド美術館へ・・・