「縫い物をするジャン・ルノワール」 | ひとりぼっちのウォークマン

「縫い物をするジャン・ルノワール」

ルノワールが、縫い物に没頭している息子、
ジャンを描いた作品である。

最初に、この絵を観たときは、可愛い女の子が縫い物をしている絵と思った。
ところが、解説を見てみると、
作者は印象派の ピエール=オーギュスト・ルノワール。
モデルは彼の次男で、
題名は、「縫い物をするジャン・ルノワール」だった。

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ルノワールといえば女性の美しさを描いた作品が多いが、
みずみずしい艶やかな肌や、
やわらかさを見事に表現している。
この絵も、髪の毛や、洋服に独特の技法が使われている事が分かった。

ドイツの美術科学調査チームの報告では、
左手の袖口を顕微鏡で拡大すると、
一度塗った絵の具を削り取り、塗りなおしていることがわかった。
なるほど・・・・・これにはオドロキ!!

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このような修正は、頭や服などを十数カ所もあるとか。
ルノワールの、あの独特の世界は、このようにして描かれていたのだ。


余談だが、この絵のモデルの、ジャン・ルノワールは、
フランス映画の巨匠として知られる、あのルノワール監督だった。


今晩の「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
ヴァルラフ・リヒャルツ美術館へ・・・・・