手元でいつも眺めていたい「モネの睡蓮」 | ひとりぼっちのウォークマン

手元でいつも眺めていたい「モネの睡蓮」

10年ほど前に、仕事で疲れていたときに、テレビに映ったクロード・モネの「水連」に、何か癒されるような気持ちになって、ジーと見つめていました。

なぜか、とても気になっていたのです。
当時の私の気持ちは、ひとりぼっちのウォークマンそのものだったのです。

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友人から、「岡山県の大原美術館に本物があるよ。見に行ってきたら、レプリカなら買うことが出来るかも知れない」といわれて、

後先、考えずに、ひとりぼっちで新幹線に乗って、一路、岡山県倉敷に向かって、新幹線の人となっていました。

あのきれいな倉敷の町並を見ることもなく、直接、大原美術館の、趣のある入り口から館内に入ってみました。

そこには、モネの「睡蓮」が待っていてくれました。
そのそばで、じっと、閉館まで、佇んでみつめていました。

行く前までは、大きな絵画だと思っていましたが、
縦72cm、横92cmの、そんなに大きな作品ではなかったのです。

当時の、私の気持ちを、何も言わずとも、理解してくれているような、
そんな、何もかも包んで癒してくれそうな感じがしました。

そのほか、特に何を感じたのか、良くは覚えていません。ただ眺めていただけかもしれません。ほんとうに当時のことはよく思い出せません。

美術館を出るときに、すぐに、この絵を持って帰りたいといった気持ちがあったので、せめて、「モネの睡蓮」のレプリカを購入しようと申し込んだのですが、

注文製作のため、1ヶ月位はかかるといわれ、注文なら、近間の東京・横浜でも出来ると思い、そこで注文することをあきらめました。

その代わりに「モネの睡蓮」のポスター写真を購入して帰ってきました。

そのポスター写真を自分の部屋の真ん中に飾って、そのときからズーと飽きずに、時おり見ています。現在も健在です。

その後、10年を経過して、画家の趣味も変わり、近間での注文はそれっきりになっています。


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