お爺さんの額は なんでも鑑定団に出られるのか? | 小さなふれあい動物園のひげ園長が送る、日々の動物達との暮らし

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動物とのふれあいを通じて、生き物の素晴らしさを伝えることが仕事です。動物気功師として活動しながら、亀仙人を目指して修行中。

今日は
昔から家にあった古い額を
数年ぶりに取り付けた。



この額は俺の爺さんの家にかけられていた。
その後、親父が新しく建てた家にも
飾られていた。

親父も亡くなり、
家を整理した時に持って来たのだが、
紙の劣化が酷く、触ると破けてしまうので
今日まで仕舞い込まれていた。

額には
『風来門自開』
とある。

風来たりて、門自ずから開く

臨済宗を立ち上げた
栄西禅師の書が

「風来自門開」

風来たりて、自ずから門開く

ちょっと違うけど
まぁ意味は同じだね。

書いたのは
地元、茨城出身の元農林大臣
赤城宗徳さん


小学生の時、この額には
何と書いてあるのか?
親父に聞いた。

親父は
この書には何の値打も無いが、
と、前置きした上で

努力を怠らず、続けていれば、
いつの日か必ず道は開ける。

と書いてあるのだよ、
と教えてくれた。

意味のわからない時から
ずっと見てきたこの言葉

自分の道というものを
感じられるようになってきた
今だから
この言葉が
なんだかとても大事なものに
思える。

動物たちと共に生きること
動物たちとのふれあいを通じて
動物たちの素晴らしさを
伝えることが俺の道

ここまで導いてくれた人たちと
支えてくれる仲間たちのおかけで
俺は新しい技術や気づきを得て
毎日楽しい日々を送っている。

俺の前には門はあるのだろうか?
いつか、その扉が開かれたなら
何が起こるのか?
動物たちの声が
直接聞こえるようになるとかだったら
最高だなぁ。