バッタにやられているケニアから、まさかの悲しい話が伝えられた。 | 小さなふれあい動物園のひげ園長が送る、日々の動物達との暮らし

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動物とのふれあいを通じて、生き物の素晴らしさを伝えることが仕事です。動物気功師として活動しながら、亀仙人を目指して修行中。

いつも島田直明の動物ブログを

ご覧いただきありがとうございます。


ふれあいの専門家として会場で語る

動物たちの楽しさや不思議を


まだお会いしていない皆さまに

ブログを通じて伝えたいと思い

書いています。

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今日は悲しい話。

ケニアで見つかっていた
白いキリンの母と子が

残念なことに
何者かに殺害されてしまっていた、
というニュース。
白いキリンは2017年、
イシャクビニ・ヒロラ保護区で
パトロール中の
レンジャーによって発見され、
ユウチューブで発信、
世界中の話題になった。

彼らの神様の様にも見える
美しく真っ白いキリンの姿に
俺もビックリしたよ。
この
白いキリンは全部で3頭
あと1頭のオスがいた。

このキリンが世界でたった1頭の
白いキリンになった。

他に2016年1月に 
タンザニアのタランガー国立公園でも   
白いキリンが目撃されているけれど
このキリンがその後どうなったのかは、
現時点で分かっていない。

それにしても
なぜ、こんなことをしなければ
いけなかったのか?  

全く理解ができないよ。

毛皮を狙っての密猟?

キリンの皮はとっても硬くて
置物や敷物くらいにしか
ならないと思うけどな、

生きていてこその、
世界の宝だ!

何を考えているのか?

このニュースを知って
頭が怒りで整理できなくて
書こうか迷っていた…

このキリンの白い色は、
アルビノとは違い、

皮膚の細胞が
色素を作ることのできない遺伝性の
「白変種」リューシズムという
現象によると思われる。

白変種とアルビノは
どちらも白いからよく混同されるけれど
最も違う点は目の色だ。
アルビノはアルビニズムとも言い
すべての組織で色素を合成できないので、
眼球は、血の色で赤く見える。

白変種リューシズムは、
皮膚の細胞は色素を作ることが
できないけれど、

他の軟組織では色素を作ることができるため、
キリンたちの目は褐色をしている。

この白変種で良く知られている
代表的なものに
ホワイトライオンや
ホワイトタイガー
などがいる。

美しい白い身体を持つ彼らは
神の化身として扱われることが多い。

そしてこれは
ウチにいる白変種
ラットスネークのパクちゃん


うちの神様
ね、パクちゃん。

友達のデザイナーLeee_sanに
描いてもらったパクちゃん、
素敵でしょう(^ ^)