前回は、ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)の女子予選リーグの試合形式とプールAについて記載しました。今回は予選Bについて記載します。
<プールB>
プールBは、何と言っても、トルコリーグの首位を全勝独走中のフェネルバルフェ。おそらく世界で最も注目されているチームといっても過言ではないでしょう。このブログでも何度も記載しているが、キムヨンギョン・トムローガン・シャチコワ・ファビアナの世界スター4選手の競演は凄い！
このCLをみて、なぜフェンッルバルフェがトルコリーグでは3人ベンチ入り、2人のみコート内同時出場の規制がある中、世界のスター4選手を呼んだのか？がようやくわかりました。CLは外国人出場の規制などが全くないみたいです。とにかく地元の会場確保と金銭面さえ整えば、誰が出場しても良いんだろうな。スタッツを見てわかりました。フェネルバルフェは、CLを制し、ヨーロッパの称号をもらいたかった。広告にしたかったということだと思います。
しかし、そのフェネルバルフェも今シーズン唯一の1敗がある。それは、アゼルバイジャンリーグのラビタ。ラビタには、クロアチアの大砲OPオスモクロビッチ、MBクルスマノビッチ(セルビア)、WSグラス(アメリカ)などが在籍。
フェネルバルフェは、シャチコワとローガンのWS対角、OPヨンギョン、MBにファビアナ、エルデム、Sにアイデミルと世界オールスターチームが完成。でもこれでも負けるのは、12/20とW杯後に海外勢が集結してから1か月以内とまだまだチームが成長状態だったのだと思われます。
エルデム(左)、ファビアナ(中央)、ヨンギョン(右奥)
このオールスターチームでも、ヨンギョンは最多得点の17点と活躍したが、相手のオスモクロビッチが25点と大爆発したため、敗退してしまった。
※オスモクロビッチのスパイクをファビアナ・ローガンでブロック
しかし残りの試合はすべて勝ち、1セットの差で、1位フェネルバルフェ、2位ラビタの順位となりました。http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7622&ID=551
http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7488&ID=551
3位のドレスナーSCは、Sのアピッツ(ドイツ)、WSマテス(ドイツ)を要するドイツリーグのチーム。
http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7486&ID=5514位のASPTT MULHOUSEはフランスリーグのチームで、著名な選手は見当たらない。
http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7482&ID=551
すんなりいくと思えば、意外になかなか進まないですね。すいません、次回プールCとできればDを。
ファイナル4に行くまでに、10数回かかりそうな気配(-"-;)暖かく見守ってくださいm(_ _)m