ヨーロッパチャンピオンズリーグ:バレー編女子予選1 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)というと、誰もがサッカーを想像しますが、バレーもあります。今回は、そのシステムについて記載します。あくまで参考までに。違ってたら、コメントくださいm(_ _)m


かなり情報量が多いので、何回かに分けて記載します。


いつか勉強しようと思ってましたが、先伸びになってしまいました。ただ、栗原選手や狩野選手、佐野選手の移籍によって、徐々に海外リーグを知ることができて、ようやく実現!!


アジアにも6月?にアジアクラブバレー選手権がありますが、リーグ中に日本・中国・韓国のチームだけでも交流戦があれば、もっとおもしろくなるとおもうんですけどねえ。移動などが大変になりますが、3か国チャンピオンリーグでも面白そうな気がします。


出場チーム数はヨーロッパ各国のトップリーグで優秀な成績を修めた男子24チーム(女子は20チーム)。各国リーグ1~3チーム出場?なのかな。各国リーグの出場枠は、確か前年度の各国出場チームの成績のような気がしてます。


1リーグラウンド(11/25~1/18)

:女子は20チームを4チーム×5グループ(プールA~E)に分ける。ホーム・アンド・アウェー 方式の2回総当りで争い、各組の3位+αまでの16チームがプレーオフに進出


2プレイオフ1/8ファイナルズ(2/1~2/9)

:16チームがホーム・アンド・アウェー 方式の試合を2回行い、ベスト8を決める


3プレイオフ1/4ファイナルズ(2/22~3/1)

:8チームがホーム・アンド・アウェー 方式の試合を2回行い、ファイナル4を決める


4ファイナル4(3/24~25)

:4チームを抽選で対戦を決定し、トーナメント戦で優勝決定(3位決定戦もあり)


結局リーグラウンドとプレイオフは、ホーム・アンド・アウェー 方式の2回総当りであるので、ロシアの東のチームとオランダのチームなどの対戦となると、時差も8時間、移動も10時間以上と異常な調整をせざるを得なく、毎週の国内リーグに挟んで水曜などにあるため、非常に厳しいスケジュールですね。


そのチャンピオンズリーグも終盤で、ホームandアウェイ方式の準々決勝の最中。その中でも栗原恵が所属するディナモ・カザンも出場中です。


では、予選リーグについて見てみましょう。


<プールA>
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プールAは、RCカンヌ(フランス)の全勝。RCカンヌは、以前リベロの佐野優子や井野亜希子、ニコリッチ(セルビア)、グリンカ(ポーランド)、張越紅(中国)などが所属した強豪チーム。CLでも2003年、2004年優勝した古豪。

http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7481&ID=551
現在では、MBラシッチ(セルビア)、OPセントーニ(イタリア)、WSスパソイエビッチ(セルビア?)、アントニエビッチ(セルビア)などセルビア勢が多く在籍するチーム。


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※コルテーゼ戦に勝利の瞬間のRCカンヌのスパソイエビッチ


2位のエジュサジュバシュ(トルコ)は、OPネスリハン(トルコ)、MBのPoljak(クロアチア)、マリンコビッチ(クロアチア)、WSのCansu(トルコ代表控え) 、Lカヤラル(トルコ代表スタメン)を要する強豪チーム。RCカンヌには2連敗してしまったが、16強入り。では、予選のリーグラウンドについて見てみましょう。

http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7623&ID=551


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※シュヴェリーン(青)ブロック相手にスパイクするネスリハン


3位のヴィッラ・コルテーゼ(イタリア)は、イタリアセリエAの強豪で今季リーグも2位につけ、優勝争いをしているチーム。Sバーグ(アメリカ)、MBグイッジ(イタリア)、WSボゼッティ(イタリア)などを要する。コルテーゼも強いのだが、上位2チームに4敗し、他のプールと異なり、死のグループになったようだ。

http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7630&ID=551

4位のシュヴェリーン(ドイツ)は、知らなかったが、日本人の白田博子170㎝WSが在籍するチーム。見る限りは、ドイツ代表の選手はいないようで、自分は知らない名前ばかり。

http://www.cev.lu/Competition-Area/CompetitionTeamDetails.aspx?TeamID=7485&ID=551


こうやって見ると、セルビア勢の勢いが凄い。特にMBのラジックは、ブロック・スパイク共に毎試合10p以上の試合が多く、大活躍。W杯の日本戦でも数多くやられたが、非常に手ごわい選手。技術的にはまだまだかもしれないが、ポイントゲッターとしての役割としては世界有数のMB選手と言えるでしょう。


しかも2006年の世界バレーで銅メダル獲得に活躍したスパソイエビッチなどもRCカンヌには在籍。なぜセルビアチームとして呼ばれないのでしょうか?モンテネグロの国籍なんだろうか?スパソイエビッチまでいたら、セルビアは恐ろしいチーム。


ラジックみたいな選手が今の日本にいたら、かなり金メダルの可能性が高いだろうと思ってしまいます。セルビアは脅威のチームには違いないです。選手個人の身体能力が凄い!


プールB以降はまた次回にします。