9年ぶりにメンテナンスに出した。今回の依頼内容は…

 

① フレットの交換

② ナットの交換

③ 3弦の音づまり解消

④ サドルのイモネジを低いものに交換

 

この4つで、フレットに関しては従来のFender純正のものより少し幅広のものに変えたかった。何故かというと幅広にすることで、ポジションの移動が楽になると考えたからだ。ナット交換は2001年にフレット交換をした際にナットも新しくしてもらったきりで、多少溝がヘタってきている。3弦の音づまりはどのポジションで弾いてもサスティンが他の弦より弱い。サドルのイモネジは6弦と1弦の外側のものが高く、弾いていると手に引っかかるのだ。実はこのサドルは元々のオリジナルではなくFender純正のものを、当時Fenderの正規代理店だった銀座山野楽器に取り寄せてもらって新品に交換してあった。イモネジはその時のままで最初から高かったのだ。

 

リペアショップに持ち込み、依頼内容を相談した結果、フレットは従来と同じものになる。ナット交換はOK、3弦の音づまりは完全に解消できるかどうか調整をやってみないと分からないとのこと。イモネジは低いものがあれば交換するがなければ削って短くする、ということに落ち着く。

 

フレットが従来のものになったのは、従来のものと同じ高さで指板に打ち込む部分(足)の長さも同じ、且つ幅広のものは無いという理由からだった。足が長いもので幅広のものはあったのだが、古いギターでただでさえローズウッド指板が薄くなっているところに、足の長いフレットを打ち込むとするとネックまで溝切りをすることになるのでそれは避けたかった。

 

トータルのメンテナンス費用は税込みで¥54,780。これにイモネジの材料費が加算されるかもしれない。持ち込んだリペアショップは昔から水曜・木曜と雨の日の持ち込みは作業費の10%割引が適用されるので水曜日に持ち込んだ。

 

せっかくの機会なので指板のメンテナンスについて担当の方に質問してみた。巷では指板の乾燥を防ぐために定期的にレモンオイルを塗ったほうが良い、弦の滑りを良くするためにはFinger easeを塗布すると良いなどと言われているのだが、それについては「レモンオイル、特に昔からのものは指板に染み込みすぎるのでやめたほうが良い。最近の楽器メーカーのものはまだ良いけれど。うちでは木管楽器用のオイル(YAMAHA BORE OIL)を軽く塗る程度にしている。Finger easeは最悪。ただの油なので」とのことだった。このTelecasterは古いものだけれど、幸い指板は乾燥してはおらず、今回フレット交換の際にそのBORE OILを使うとのことなので自分でする必要はないと思った。

 

Finger easeはプロも当たり前のように日常使いしているし、身近なギタリストも練習中にも弦に頻繁に吹き付けていた。とあるプロのギタリストは「手汗がひどく、すぐに弦の滑りが悪くなるので、Finger easeをバーっとかけてやっと滑るんですよ」とイベントで言っていた事を思い出した。実はFinger easeは随分昔に買っていて、持ってはいるけれど1度も使っていなかった。だから、このまま使わずに捨てることになる。

 

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