引越を機に動物を飼おうか、なんて話がちょっと出たことがある。犬か猫か。その短い会話に私の妄想は(また)みるみる膨らみ、猫だったらアビシニアンが前からデザイン的に好きなのね、あるいはロシアブルー。こちらは毛質と気立てがともに魅力。私に生き物が育てられるかしら?いや、自分以外の生命に責任をもつことで新たな秩序となるに違いない。膨らむ妄想もくもくと。
が、先日、猫を飼っている方と同席しただけで鼻水が止まらなくなった。思い出した。私、ダメな猫は徹底的にダメなんだった。猫全般ではなく個体差だと思うのだけど、あるいはそれはこちらの体調差かも知れず。それにチビ猫のお母さんは猫アレルギーが心臓にきていた(漫画だから克服するわけですが)。そういえば私も欠陥人間。やっぱりダメか?ガーン。
とまたしてもショボンで居りましたところ、トキがひとこと。「いいじゃない、うちにはもう猫がいるから」
ム。お片付けが進まない当てこすりかしら。私だって、この抱えている仕事さえなければググンと一気にやってしまいたいのにィィィ、なんて。
その仕事が切羽詰り、詰まって詰まって破裂しそう。ああ。
こうなると不安でたまらず、仕事を理由に部屋を別にしているのに、トキの読書を妨げ、さらには睡眠をも。温まったベッドに潜り込み、至福。なるほど、猫かも。前に「動物にたとえると、何だと思う?」という問いには「メスライオン」と答えられたけど。エエ、がっしりしてますとも。そんなトキは「わんわん物語」のトランプにそっくり。
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引越前、ぴぐちゃんの記事 で教えていただき、準備をよそにはまりにはまった猫追いゲーム。はじめはボロボロあったまワル~な私でしたが、次第に
と自由自在(油断するとすぐやられるけど)。面白いです。かわいいし。お試しアレ~→☆