花の名前は10種類くらいしか知らないし(フラワーアレンジに4年くらい通っていたのに)、生まれも育ちもビルディング、周辺には大きな公園もあったけれど、摘んでいいのはシロツメ草くらい。そんな私が小さな庭のある家に越してきて早1年が経ちました。ほとんど放置で春・夏・秋が過ぎ、冬に植えた球根が先日めでたく花開きまして、毎日ドキドキ・ワクワク。
そんなこともあって、このところ早く起きた朝は庭に出て、切ったり掘ったり観察したり。ジョウロも入手し(ずっとヤカンやボウルで水遣りしてた)、気分はにわかガーデナー。
そしてこんな本も買ってみる↓
どちらも初心者にぴったり。『ものぐさ』は読み物としても楽しく、帯に谷川俊太郎のコメント付。『小さな庭のプラン』は1年、2年とかけて庭を作り上げていく過程を追うことができ、実践的なガーデニングの光景なのに写真を見るだけでハッピィ。
一緒に映っている手袋は「農作業用」です。軽く掘り起こすと団子虫にミミズ、名前も知らない釣り餌のようなものがワシワシ出てくるけれど、もう怖くない、たぶん、きっと、絶対、ハイ。
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庭の木の洞から何かが芽生えてきました。この木のものかパラサイトなのか、植木屋さんが入る年末まで要観察。
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風が吹いて、いきなり投げつけたように雨が降りはじめました。チューリップがひとひら、ふたひら。そろそろ次の季節を想う頃でしょうか。今日のところは紅茶を飲みながら読書三昧。緑衣の鬼by江戸川乱歩。あらグリーン繋がり。偶然。