先週金曜日 大阪中之島美術館の

「没後50年 福田平八郎」の内覧会へ出かけた。

 

私の小さな事務所は大阪中之島美術館の

斜め前にある。

先月から「モネ展」開催中で

とても多くの人が一日中、界隈を歩いている。

昼食時には食堂がいっぱいで地元民の私たちは

なかなか食事にありつけない。

そんな人気の「モネ展」をおいて

この「福田平八郎」を取り上げるのは

いささか妙かもしれない。

いや、いささか感動したのである。

日本画を超えた新鮮な、秀逸なデザイン性に

感服したのである。

トリミング、レイアウト、

写実といいながらの抽象性・・・。

どれも「いま」なのである。

残念ながら私はそれを知らなかった。

駆け足で観たが、ほとほと疲れた二時間であった。

 

世間の認識とは違うかも知れないが

上に掲出の「雲」、下に掲出の二作品。

有名な「漣」と「游鮎」。

私のお気に入り。

もちろん、これはホンの一例。

五月六日まで開催だが、数回は覗きに出かけたい。

 

 

開催中の人気の「モネ展」、

中之島美術館のお隣り

国際美術館の「メキシコ展」はそれに因んだ

ランチまで食したので

いずれ紹介したいと考えていたが

「福田平八郎」に目が眩んでしまったのである。