久しぶりに書きます。

このひと月、仕事や体調など

やや混乱があって、前へ進む気力を失っていあt。

それもクリアになったので、再開します!

今日11日は山の日。

朝からエアコン無しで過ごしている。

外に出て空気を吸うと、暑さが和らいでいる。

 

8月に入って、この「俳句は肯定の文学」を

丁寧に読んでいる。

 

高柳重信の「俳句は敗北の詩」という主張に

相当に共感したり、

俳句を現代語で書こうと決心しているボクとしては

神野紗季氏の主張に大いに興味津々であった。

 

書評、あるいは論評が既にいくつか書かれているので

その視点ではこの著については、ここでは触れない。

 

重要なテーマは

俳句は文語で書くこと、という俳句界の常識を否定?

口語俳句の可能性を引き出そうとする姿勢を

大いに評価したい。

さらに、例えば「俳句は俗である」という主張

あるいは口語俳句の可能性のひとつとしての「口誦性」など

坪内稔典氏との共通項を随所にみる。

 

神野紗季氏のこういう志向に対し

神野紗季氏の同世代の、若い俳句作者たちはどう考えるのか

その反応が興味深い。

 

この「俳句は肯定の文学」とあわせて

坪内稔典著「俳句=口誦と片言」(五柳書院)を読むと

俳句の重大な可能性を感じると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は第6回ことばカフェ心斎橋。

暑い暑いと言いながら

心斎橋の文学バー「リズール」へ。

 

毎日新聞の学芸部長木村光則さんがスピーカー。

ご自分の映画鑑賞変遷史から始まって

カンヌ、ベルリン、ベネチュア世界三大映画祭、

とりわけカンヌ映画祭の話を

真面目に語っていただきました。

 

ボクも毎年映画祭の後に行われる

カンヌ国際広告祭に若い頃、行ったことがあるので

カンヌの街の雰囲気や参加者の気分を

思い出しました。
具体的には映画(ボクの場合はCM)を観る態度が

とてもはっきりしている。

面白くないと席を立つのはもちろん

観客席の通路あたりに寝転んだり。

 

街のテラスではそこそこ有名な俳優や監督が

お酒を飲んだりしていたり。

語りだしたら尽きないのだけれど。

そんなことを思い出して

とても素敵なトークショーになりました。

 

いまの日本の映画事情、

あるいは韓国やフランスの映画芸術への

政府等の出資など

参考になることもいっぱいありましたよ。

 

ことばカフェ心斎橋のテーマは「映画」。

集まってくる人は映画好き。

とはいえ、それぞれに映画観があるだろう。

そういうことを考えたら

木村氏のトークは誰もが納得だったのでは。

 

次回はいつ?

決まっていない。

楽しい映画を語る会になったら嬉しい。

(ボクこの企画の企画、進行係なのです)

 

 

 

 

道ばたのアガパンサスが眩しい。

とても暑い日の「なばな句会」でした。

 

話題になった作品を5句。

 

 雹降る日隣家の女になりすます 武田近子

 

 生ビール涙出る時笑う時 谷町百合乃

 

 スクランブルエッグ蝉はまだ啼かない 里眠

 

 冷奴帰りはまだか水捨てる 栗桃

 

 湖の西動かず熱中症 ゆうな

 

「雹降る日」がミステリードラマっぽいとかで

大いに盛り上がり、最高点句。

なるほど面白い設定の句ですね。

 

「生ビール」は普通に思えますが

「生ビールを飲むと楽しいときはもちろん、

寂しいときも勢いが出る」と作者の弁。

なるほど!!

 

「スクランブルエッグ」と蝉の取り合わせは

アーバンな暮らしが見える。

 

などなどの句評、感想で

暑さをしのぐ午後でした。

 

なばな句会は8月はお休み。

次回は9月の第3木曜日に開催予定です。

 

 

今年の「酒俳句大賞」の応募が開始されました。

 

https://sake575.com

からどうぞ。

 

酒のほか、ビール、ワイン、ウイスキーなど

酒全般の応募が可能になりました(第1部門)。

 

締切は10月末日。

1人 2句。

投句料は無料。

協力酒メーカーさんの酒がもらえるかもしれません。

大賞発表は12月5日(他の賞は随時)。

 

「酒俳句大賞」

ご応募をお待ちしています!!

 

 

 

ムクゲの花が早くも咲いている。

ムクゲは種類が多い。

写真のムクゲは「日の丸」という。

見たままだ。

日の丸といえば「国旗損壊罪」という法律が

生まれそうだ。

「公然と国旗を損壊、除去、または汚損」したら

2年以下の拘禁または20万円以下の罰金。

国旗に対してこんな法律があるのは中国や北朝鮮など(たぶん)。

アメリカにはない。

法律は誰かを守る、あるいは誰かがトクするためにつくられる。

この法律は誰を守るのか。誰がトクするのか。

法律として成り立つ要件がボクには判らない。

 

昨日のなばな句。

武田近子さんがネット参加してくれた。

話題になった句を上げてみる。

 

 青蛙眼に見たよ羞恥心  谷町百合乃

 

 万緑をひとりじめなりボート漕ぐ 里眠

 

 目覚しのきょう行くところ夏の朝  湖光

 

 水筒の氷カラカラ丸坊主  栗桃

 

これらは高得点句。

今回はこれらの作者に点が集中した。

 

青蛙の句をボクも選んだ。

「羞恥心」を見た作者の気持ちに興味を覚えた。

湖光さんの句は「目覚しの」で切った表現が評価された。

 

 夜行バスミステリーツアー蛇同伴 武田近子

 

武田さんのこの句、皆さん、怖がっていた。

次回は7月16日(木)14時から

守山図書館です。