ベランダ栽培の鉢植えレモンが大きくなった。

五月の連休の頃、たくさんの花が咲き

実をいっぱい付けたが

実は勝手に落ちて

いま、残っているのは三個。

この三個はきっともうちょっと育って

立派なレモンになるだろうと期待している。

 

 

 月涼し伽藍に蟹の道のある(小田健太)

 

今年26回目を迎えた俳句甲子園の最優秀句だそうだ。

高校生の作品とは思えない骨太な句である。

俳句甲子園もこんな句を生み出すようになったかと

感心してしまう。

完成度の高いこの句は別にして

生きのいい作品も見たかったなあ。

 

2001年(第四回大会)の

 カンバスの余白八月十五日 (神野紗希)

2002年(第五回大会)の

 夕立の一粒源氏物語 (佐藤文香)

 

これらの作品をみたときは

衝撃的だった。

俳句甲子園のエネルギーが

俳句の新しい時代をつくりつつあると

感動したものだ。

今年の最優秀句を見て

遅ればせながら

こんな感想を覚えたのだ。