千里中央の新しいビル「千里都」。

二階の広場のツリー。

千里中央といえば、万博直後にできた

商業施設セルシーが有名だが

老朽化のため先年、営業を停止。

いま無人のビルだけが残っている。

このセルシーでは、休日、

いまで言うアイドルたちのショーやテレビ中継が行われ、

賑わっていた。

れいわ新選組代表の山本太郎氏のショーを

見た覚えがある。

 

 

「猫街6号」を読むが中途半端なままだ。

決着をつけようと思う。

それほど大袈裟なことではないが

気になった作品があって

それを紹介、発表してなく心残りなのだ。

 

 

 おかあさんどろんと消して冷蔵庫 三宅やよい

 

 間の悪い幽霊が来る食事どき

 

「どろんと消して」って何が消えたんだろう。

何を消したのだろう。

手品で何かを消して、それが冷蔵庫から出てきたのかな?

食事どきに来るのだから間が悪いのは判る。

でも、ダイニングに来るのだから

この幽霊とは親しいわけだ。

普通?夜中にトイレとかに出てくるよね、幽霊って。

こんな風に想像させる二句、意外に楽しい。

 

 さくらんぼと言い終えた口で眠る  近江文代

 

 血の匂いがする団地の扇風機

 

この二句も不思議。可笑しい。

「ぼ」だから口の形はひょっとこ?

それで私の隣に眠るって、私は眠れない、きっと。

血の匂いがするのは「団地」?それとも「扇風機」?

なんかヤバそう。

 

「猫街6号」には、もっと他にも愉快な作品があるのだけれど

俳句ってこんなにヤバくていいのかな。

いいのだろうね。

「猫街」ってそういう面白さに出会えるから好きだ。

今回はここまでにする。

次回、もっと愉快を。よろしく。