「正午」10号、2月22日発行(予定)です。

スタートは苦戦しましたが、なんとか今回10号を迎えました。

 

「正午」は自作20句が発表できる会員制俳句誌。

日頃、自作を発表する機会が少ない方が

自由に作品発表を行える季刊誌です。

結社誌ではありません。

ですから、いろんなタイプの作品が集まっています。

 

10号を機し、より幅広く俳句界の皆さんに

知っていただき、読んでいただこうとPRも

パワーアップしていく予定です。

 

2月22日発行の「正午」10号はB5版30ページ。

今回は14名の会員作品が掲載されています。

会員になりたいという方、

興味のある方、

とりあえず見本誌を見てみたいという方など

ご連絡ください。

1部800円(税、送料込み)で販売も行っています。

 

連絡先は

zonomori@shinla.co.jp

象の森書房 松山まで

 

立春(2月4日)朝6時54分の月。

ほぼ満月のような月で、

しばらくぼーっと眺めていた。

 

今年初めてのなばな句会。

1月は大雪予報で中止したので

満を持して?の句会となりました。

話題になった作品の一部を紹介。

 

 

 悪巧み告げて何処へ雪女郎  谷町百合乃

昨年末に大手術。皆さんに会いたい一心で、ちょっとムリしての

参加。お元気そうでよかった。時事を匂わせる1句。

 

 ビー玉がぱちんと弾け冬銀河  晶

仕事を終えてからの途中参加。この句も少し時事を思わせる?

どう読むかは自由。この句は普通に読んであげたい。

 

 公園の小川にプクリ春目覚め  ゆうな

いつも熱心なこの人。今回、初めての高得点と大喜び。

「プクリ」が面白い。

 

 真っ白な比良山系と粕汁と  桃栗

比叡山と違って「比良山」。どこまで通じるか。固有名詞の難しさが

話題となりました。桃栗さんはこの句会のお世話係。

 

 夕空をキャンバスとするミモザかな  湖光

琵琶湖畔に住むとても真面目で熱い人。3回目?の登場。

初心者とは思えない着想。

「キャンバスとして」を「キャンバスとする」にしましたが・・。

 

 建国日道を尋ねて迷子かな  里眠

今回はひねりすぎ。句会の進行役さん。

 

 立春の丸い椅子です青春の たかし

 

欠席の方もいらっしゃいましたが

常連の方のご紹介も兼ねました。

 

なばな句会は毎月第2木曜日(あるいは第3木曜日)

次回は3月12日(木)14時から。

場所は滋賀県守山図書館 1階の喫茶。

会費1000円。

 

気軽で、楽しい、難しくない句会です。

興味ある方、見学を含め、気軽に

お問い合わせください。
(zonomori@shinla.co.jp 松山たかし)

 

運営しているネット句会で。

 

 初雪の夫婦善哉歳をとる たかし

ボクのこの句を小澤實氏の句集にある作品、

という指摘があった。

成る程なあ、古くさいし、たまたま小澤氏の作品と

一致したのだろう。

でも、小澤氏の句集なんて読んだこともないのに

どういう訳で同一句が生まれたのだろう。

我ながら悩んでしまった。

 

そのネット句会、実は55句投句があって

他に2句、同様の指摘があったのだ。

55句中3句が有名俳人の句集にあるという。

どうしてもおかしい。

そう考え、ボクの句をAIで検索すると

森澄雄の作と出てきた。

笑ってしまった。

まったく出鱈目ではないか!

 

ほかの2句も同様の結果であった。

 

知人にこの事情を話したところ

選者を務めるコンテストで

選句した句が誰かの作品と同じと指摘を受け大あわてしたが

調べると、AIの行き過ぎた判断だったという。

つまり、AIで類句はないかと検索すると

ありえない回答があったそうだ。

 

どこもかしこもAIだが

俳句にAIを活用するのは危険かもしれない。

 

そして

・AI検索だけに頼らず、(アナログで)類句、類想を排除していくこと。

・絶対に類句と思われない新しい作品を書くこと。

このふたつのことを自身に言い聞かせたのだが・・。

 

写真は金粉をのせた高貴?な梅干し。

誕生日にいただいたもの。

なかなか口にできないでいる。

 

 

 

 

今日は大寒。

今季いちばんの寒波到来とか。

 

 大寒やたとえば鬼が寿司にぎる たかし

 

大寒だから、大寒と言うから、

なにが起きるか判らない。

そんな気持ちで、だいぶ前に書いた句である。

 

ホントに何を起こしてくれるのか。

唐突に解散で、政治屋はてんてこ舞いの様子。

我々庶民も決して高みの見物という訳にはいかない。

どうしてこの国はまっとうなことが

まっとうに進まない国なのだろう・・・。

 

大騒ぎの衆議院選挙投開票の前日と当日、

すなはち2月7日、8日

今年33回目の「ワンワールドフェスティバル」が開催される。

場所は大阪、梅田スカイビル。

西日本最大級の国際強力のお祭り。

スカイビルの各所でイベントや展示ブースなどが

展開される。

ニジェール物語製作委員会も

「ニジェール物語」の原作者フクダヒデコさんのトークショー

動く絵本上映会などで参加する。

 

・2月7日 14時30分~16時30分

・3階ステラホール ロビー

 

 

絵本「ニジェール物語」を上梓して

今年ちょうど10周年にあたる。

ひたすら真面目に、愚直に

この絵本を販売し、読んでもらい続けた。

その間、ニジェールという国に大きな変化も起きた。
しかし、アフリカの国々をひとりでも多くの方に

理解していただくという思いは変わらない。

そんな「ニジェール物語製作委員会」の活動をのぞきに

2月7日、梅田スカイビルに足をお運びください。

メンバーと話をしませんか。

 

 

 

 

 

 

新年になって、ようやくこのブログを書く(気分になった)。

でも、何を書こうか迷った。

先日発表になったばかり、

そして読んだばかりの芥川賞作品「叫び」ついて

試みることにした。

読書感想は久しぶり。

小説は電子書籍で読む、としてから

読後の感想を書くのが億劫になった。

電子書籍は振り返ることが面倒だから、

つい読みっぱなしになる(ようだ、ボクは)。

 

同時に直木賞受賞の「カフェーの帰り道」(島津輝)も

ほぼ読み終えるのだが

「叫び」は実はボクの住んでいる茨木市を舞台にした作品。

だから、親しみというか、知ってほしいというか

そんな心持ちが芽生えたのだ。

ボクは茨木に40年強住んでいるが、

いわゆる「故郷」感を覚えることはない。

しかし、どんな描かれ方がしてあるかは

読みながら気になった。

 

同棲を約束して茨木に移り住んだ男性が振られ

結局、ひとり暮らし。

自暴自棄になっているところで出会うのが銅鐸の先生。
この先生がくせ者なんだけれど

ネタバレになるのでストーリーは書かない。

銅鐸って歴史上のモノで、こんな小説に出てくるとは!

という感じ。

 

この弥生時代?の銅鐸は我が茨木市の東奈良遺跡で発見されたという。

おやおや長らく住んでいて、すっかり盲点であった。

まったくこの小説で初めて知って、

あれこれ検索をしてしまった。

 

この「叫び」、芥川賞というより直木賞でないかと思う作品。

芥川賞作品の小難しさにいつも悩まされるが

これは関西弁が多用され、なんとなく読んでしまう。

句読点まで長々とした文章も気にならない。

作者は茨木市のお隣、吹田市の出身らしい。

ということで、大阪の地元愛のようなものを感じる人、

銅鐸に興味ある人、読んでみてください。

 

最後に直木賞の

「カフェーの帰り道」の「カフェー」は

現代の「カフェ」とは違うよ。

大正時代の「カフェー」のこと。

ということで、作品を想像してください。