
新年になって、ようやくこのブログを書く(気分になった)。
でも、何を書こうか迷った。
先日発表になったばかり、
そして読んだばかりの芥川賞作品「叫び」ついて
試みることにした。
読書感想は久しぶり。
小説は電子書籍で読む、としてから
読後の感想を書くのが億劫になった。
電子書籍は振り返ることが面倒だから、
つい読みっぱなしになる(ようだ、ボクは)。
同時に直木賞受賞の「カフェーの帰り道」(島津輝)も
ほぼ読み終えるのだが
「叫び」は実はボクの住んでいる茨木市を舞台にした作品。
だから、親しみというか、知ってほしいというか
そんな心持ちが芽生えたのだ。
ボクは茨木に40年強住んでいるが、
いわゆる「故郷」感を覚えることはない。
しかし、どんな描かれ方がしてあるかは
読みながら気になった。
同棲を約束して茨木に移り住んだ男性が振られ
結局、ひとり暮らし。
自暴自棄になっているところで出会うのが銅鐸の先生。
この先生がくせ者なんだけれど
ネタバレになるのでストーリーは書かない。
銅鐸って歴史上のモノで、こんな小説に出てくるとは!
という感じ。
この弥生時代?の銅鐸は我が茨木市の東奈良遺跡で発見されたという。
おやおや長らく住んでいて、すっかり盲点であった。
まったくこの小説で初めて知って、
あれこれ検索をしてしまった。
この「叫び」、芥川賞というより直木賞でないかと思う作品。
芥川賞作品の小難しさにいつも悩まされるが
これは関西弁が多用され、なんとなく読んでしまう。
句読点まで長々とした文章も気にならない。
作者は茨木市のお隣、吹田市の出身らしい。
ということで、大阪の地元愛のようなものを感じる人、
銅鐸に興味ある人、読んでみてください。
最後に直木賞の
「カフェーの帰り道」の「カフェー」は
現代の「カフェ」とは違うよ。
大正時代の「カフェー」のこと。
ということで、作品を想像してください。
