Herkese merhaba!!



トルコ語オンラインレッスン受講生の皆さまお疲れ様です!

受講生さん、続々と練習問題に取り組んだり、実力テストを受けてくださり、日々レベルアップされている姿に私も刺激をいただいていますドキドキ






さて、今日も新オスマン帝国外伝ネタです。






新オスマン帝国外伝キョセム、ドラマの序盤から登場するサフィエ・スルタン、ハンダン・スルタンと並び、ハリメ・スルタンも強烈な存在感ですが




今日はハリメ・スルタンについて紹介します。





以下ネタバレ注意なので、読むのは自己責任でお願いいたします。


   






ハリメはハンダンと同じく、メフメト3世の妃です。美人が多いことで知られるコーカサス地方から来たという説があります。



メフメト3世がまだ皇子だった時代にマニサで出会い、マフムト(諸説あり)、ムスタファ、そして二人の娘を産みました。




メフメト3世がスルタンになると、マニサからイスタンブールにやって来ました。



メフメト3世は政治にはあまり関心がなく、母后であるサフィエや宰相に政務は任せっきりだったそうですが


一方で息子のマフムトはイェニチェリや民衆の支持を得ていた、とても人気がある皇子でした。次のスルタン候補とされていたのです。



でも、ハリメは姑サフィエには嫌われていた、という、また複雑な人間関係だったようです。




ハリメはドラマの中で占い?呪い?のようなことをしていましたが、史実でも未来の予見者のような人に占いをしてもらっていたそうです。




マフムトは、サフィエの陰謀もあり処刑されてしまいます。(詳しくはメフメト3世の記事をご覧ください)



ハリメが母后になる最後の希望は、残された一人の息子、ムスタファに託されたのです。





兄弟殺しがアフメト1世の時代から亡くなったので、アフメトはムスタファを処刑しませんでした。ムスタファはハレムの黄金の鳥籠に幽閉されて過ごしたそうですが、ドラマでは割と自由に外に出てふらふらしてましたね。キョセムと遊んだり。





1617年、アフメト1世は若くして亡くなってしまいました。




アフメト1世の子供に王位が回ってくるのか?と思いきや、なんと次のスルタンはムスタファ!





ついにハリメは母后になったのですが、





黄金の鳥籠で幽閉されていたムスタファは精神的な異常があったようで、なんと3ヶ月という短い期間で王位から引きずり下ろされてしまいます。

 

精神異常については色々な描写がありますが、宰相のヒゲをぴょぉーんと引っ張ったりしていたみたいです。









ムスタファの精神異常のため、まあこいつはスルタンにはならんやろう、とハレムのみんなから思われていたので、ハリメも母后としての地位を支持されていなかったのです。いくら摂政として頑張っても。




結局、オスマン2世(父アフメト1世、母マフフィルズ)がスルタンとして即位し、ハリメは旧宮殿に引退しました。しかしオスマン2世も若すぎてトンチンカンなスルタンだったので、4年ほどで彼の時代は強制終了。




そして笑笑


なんで???と思うかもしれませんが、またムスタファが黄金の鳥籠から出されてスルタンとして返り咲きます。

 

どう考えても無理でしょう〜笑笑
またヒゲぴょぉーんってするでしょう笑笑




ハリメも2回目の母后に。トプカプ宮殿に返り咲きします。





どう考えても無理でしょう〜〜と思ったものの、2回目は1年3ヶ月くらい頑張った。それでも短いけどね。そしてまた鳥籠に戻され、亡くなるまでそこで過ごしたそうです。子を生さなかった、唯一のスルタンでした。






次に即位したのはアフメトとキョセムの子、ムラト4世。ハリメは旧宮殿に戻り引退生活。

ハリメのはっきりと死因は不明ですが、引退先の旧宮殿で亡くなり、アヤソフィアにあるムスタファの霊廟に葬られました。







このあと、スルタンの地位はアフメト1世の子へと受け継がれていくことになるので、ハリメの血はのちのオスマン家に受け継がれることはありませんでした……








ハリメ役のAslıhan Gürbüz 
美人さんだったなぁ







つづく





Zon.



 
宝石白新オスマン帝国外伝キョセムシーズン1



宝石白偉大なる母后キョセム・スルタン





宝石赤オスマン帝国外伝シーズン1


宝石紫オスマン帝国外伝シーズン2


宝石緑オスマン帝国外伝シーズン3


宝石ブルーヒュッレム・スルタン


宝石白ミフリマー・スルタン




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