MerhabaライターのZonです
日本だけでなく世界中で大ヒットとなった、トルコの宮廷歴史ドラマ『オスマン帝国外伝』
※2021年7月更新!
オスマン帝国外伝キョセム
シーズン1最新の記事はこちらです
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このシーズンがファイナルとなるようですが、実は『オスマン帝国外伝』には続編があります。
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』が16世紀のスレイマン大帝の時代のハレムに焦点を当てて描かれたものであるのに対し、続編の『オスマン帝国外伝~キョセム~』は、その後のアフメト1世の寵妃キョセムの時代を描いたドロドロドラマです。
アフメト1世とキョセム
いまドラマを観ている方にとっては、スレイマン大帝やヒュッレム妃、その子息のセリム(2世)やその寵妃ヌルバーヌはなじみ深い人物かと思います。
アフメト1世は、セリム2世とヌルバーヌの子であるムラト3世と、ムラト3世の寵妃サフィエの子であるメフメト3世の子にあたります。
続編のキョセム第一話は、メフメト3世の崩御、からの、アフメト1世の即位、というところから始まります。
そこに、オスマン海軍に連れ去られてトプカプ宮殿に放り込まれたキョセム(元の名はアナスタシア)がやってきて…という展開になっています。
キョセム(アナスタシア)
ギリシャのティノス島から連れ去られる
メフメト3世の在位中は、サフィエはヴァリデ・スルタン(母皇后、つまりハレムのトップの座)として権力を振るっていましたが、メフメト3世が亡くなったことにより、アフメト1世が即位すると、その立場が危ぶまれます。アフメト1世の母はハンダンなので、ハレムを支配するヴァリデ・スルタンはハンダンとなるはずなのですが…
こうして、
サフィエとハンダンとの関係も危ういものになってくるのです
サフィエ・スルタン
ハンダン・スルタン
また、即位したアフメト1世には異母兄弟のムスタファがいます。(アフメト1世の母はハンダン、ムスタファの母はハリメ、両方の父はメフメト3世です)
オスマン宮廷のしきたりとして、新たなスルタンが即位したら、その地位を確かなものにするために、兄弟を殺すというものがあります。アフメト1世はまだ幼いムスタファを殺すのか…?それともムスタファの母ハリメがアフメト1世を廃位して自らの息子を皇帝の座に就けるのか…?
ハンダンとハリメの争いにも注目なのです
ハリメ・スルタン
スルタンの座に就くというのは、一見めでたく華々しい出来事のように思えますが、「自分は殺されるかもしれない」「幼いころから仲良く育った大好きな兄弟を殺さないといけない」という、並ならぬ悩み・不安ももれなくついてくるようです。。。
続編のキョセムは、日本でいつ放送されるかわからないので(2020年8月現在)、
気になる方はYoutubeで観てみてはいかがでしょうか。トルコ語ですが、英語字幕のやつもありますよ!ときどき字幕間違ってるけど…(笑)
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キョセムやヒュッレムが話すトルコ語を一緒に学んでみませんか?
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