【オスマン帝国外伝】マルコチョール・バリ・ベイの取り合いをしていたミフリマーとエスマハン

Merhaba ライターのZonです

※2021年7月追記

新オスマン帝国外伝

キョセムシーズン1

オスマン帝国外伝をファイナルまで観終わったので、登場人物に関するいろいろを私視点でぼちぼち書いています。ネタバレになるかもしれないので、以下ご注意くださいね！

日本人女性が鼻血が出そうなほど(？)夢中になった

マルコチョール・バリ・ベイ

飛びぬけてイケメンな彼は、1495年、マルコチョール・ヤフヤー・パシャの息子としてオスマン帝国に誕生しました。バリ・ベイの父ヤフヤーはバヤジット2世の娘と結婚したという説があります。(これが本当なら、バリ・ベイはスルタンの血を継いでいます)

1526年のモハーチの戦いで頭角を現し、スレイマン大帝に認められて出世していきます。ハンガリーのブダのベイレルベイ(知事みたいな)を務めたり、アクンジュやガズィといったオスマン帝国内の兵士たちの指揮をとっていました。ドラマにはたぶん登場していなかったけど、マルコチョール・メフメト・ベイという弟がいたという説があります(イケメンなのだろうかね(笑))

ドラマではブラク・オズチビットがバリ・ベイ役を務めました。

マルコチョールといえば、アイビゲとの関係も見どころでしたが、個人的にはミフリマーとエスマハンのバリ・ベイを巡るごたごたも、なかなかよくできたもんだなと思ってました。

ミフリマーは、スレイマン大帝とヒュッレムとの間に生まれた皇女、

エスマハンは、スレイマン大帝の兄妹であるシャー・スルタンと大宰相リュトフィ・パシャとの間に生まれた娘です。

ドラマ中では、大きくなったら好きな人と結婚しなさいね、とヒュッレムにいわれて育った皇女ミフリマー。しかし実際は、皇女という立場上、やはり政略結婚させられる運命となるのですが、やっぱり好きもんは好き！バリ・ベイにアタックします。

バリ・ベイは、まぁガラタ塔界隈ではイロイロしてましたけど(笑)、スレイマン大帝に忠実な男で、ミフリマーのアタックにも簡単にはなびきません。

かといって、相手は皇女なのでお粗末な扱いはできないし…彼なりの葛藤も見え隠れしていましたね。。

しまいには、「子供」扱いされるミフリマーはちょっとかわいそうでしたが…

好きな人と結婚したかったのにね！

この三人の関係は、実際にあったのかどうかわかりませんが、ドラマをより面白くしていたのは確かですね。ミフリマーとエスマハンが男を巡って争っているかと思えば、親同士(ヒュッレムとシャー・スルタン)も違うことでゴタゴタしているし、当時のハレムでの女たちのドロドロな関係性を上手く表現しているなぁと思いました。

ま、世間はバリ・ベイ派が多いけど、私はイブラヒム・パシャ派です(笑)

イブラヒムはスレイマン大帝に信頼されるマルコチョールに嫉妬してましたね…

https://tripnote.jp/m/istanbul/sightseeing-spot-related-to-ibrahim-pasa

オスマン帝国外伝シーズン2