こんばんは!
本日のエンタメは
Prime Videoで観た映画
「空軍大戦略」
原題:Battle of Britain
1969年製作の洋画です
第二次世界大戦の
ヨーロッパ戦線の歴史的史実を
ハリー・アンドリュース
ローレンス・オリビエ
等の往年のスターが描く
航空アクション映画です
1940年5月ドイツは戦線を拡大し
フランス全土を掌握しようとしていた
一方イギリス軍はダンケルクの
撤退で大きな損害を出し
深刻な兵器不足になっていた
イギリス航空部隊も同様で
戦闘機並びにパイロットの消耗が激しく
戦闘機軍司令官ダウディングは
その現実をチャーチルに訴えていた
そしてフランスでの戦いが終わり
戦線がイギリスに移ろうとしていた
ドイツ軍はイギリス帝国の存在を
認めるので大陸の覇権が欲しいと
和議を申し出たが
イギリスはこれを跳ねのけた
とは言え、イギリスは瀕死の状態だった
1940年6月の時点で
イギリス空軍は航空戦略を
立て直そうとしていたが
ドイツと航空戦力の差は4:1で
圧倒的な劣勢
奇跡を祈るような状況だった
イギリス軍はレーダー網を整備して
防空訓練を積んだが
ドイツ空軍は空軍基地やレーダー基地を
爆撃し300機近い航空機を破壊して
イギリス南部の空軍基地は
大損害を受けた
転機が訪れたのはこの後
調子に乗ったドイツ軍は爆撃機だけで
北部スコットランドの爆撃を試みた
しかし北部に配備されていた
スピットファイア―部隊が健在で
ドイツ爆撃機は全滅する
このような大勝利があっても
パイロット不足のイギリス空軍は疲弊し
ドイツ空軍の猛攻に
やっとの事で耐える状況だった
次の転機が訪れたのが
1940年9月7日パ・ド・カレの軍港に
乗込んだゲーリングの作戦だった
ゲーリングはヒトラーの意向を無視し
ロンドン空襲に踏み切った
ロンドンは大量の爆撃に見舞われたが
スピットファイア―部隊の活躍で
最小限の被害に留めていた
しかしながら
ロンドン空襲が行われる事により
航空基地へ爆撃が無くなり
イギリス空軍は息を吹き返してきた
加えてポーランド、チェコ、フランスといった
外国人パイロットの従軍が認められ
航空戦力が息を吹き返した
ドイツ軍は爆撃機に戦闘機の護衛を
着けるようになったが
航続距離の問題と戦闘機の
特性を奪う戦術によって
イギリス上空での戦闘が制限され
航空優性はイギリス軍が勝ち取り
ドイツの爆撃機の多くが
撃破されるようになる
開戦当時はとても楽観的に
考えていたイギリス国民も大規模な
空襲で腹を括るのだった
戦闘の行方はどうなるのか
イギリスは本土を守って
ドイツ空軍を破り
制空権を確立できるのか
映画の前半ではイギリス国民は
とても楽観的ですが
ロンドン空襲が始まってからは
それが現実である事を認識していきます
劇中でコリンとマギーの夫婦の関係も
マギーは戦争を絵空事のように考えていたが
戦闘で負傷した兵士の姿を観て
現実を知ります
この映画の真の主役は
映画の大半に登場する
第二次世界大戦で使われた航空機
スピットファイア―や
ユンカース、メッサーシュミット
スツーカ、ドルニエなどです
その映像をどうやって
撮ったのかはわかりませんが
実写はとてもリアルで迫力がありました
二度とこんな映像は撮れないでしょう
歴史的な記録と映像が
とても面白い映画でした
しかし、この日本語タイトル
何とかなりませんか
◆
さて、明日はどんなパン🍞が
焼けるのかな?