こんばんは!

 

本日のエンタメは

Prime Videoで観た映画

夕霧花園

原題:夕霧花園 

The Garden of Evening Mists

2019年製作の国際映画

 

台湾のトム・リンが監督を務め

マレーシアの

リー・シンジエ

阿部寛

主演の歴史ラブストーリーです

R16+の映画ですが

然程多くの性表現はなく

多くの人に観てもらいたい良質な映画

 

評価は高くありませんが

私は評価以上の感動を受けました

緻密に作られた映画です

 

阿部寛の新しい境地とも言えます

 

 

舞台は1941年

太平戦争がはじまり

マレーシアの英国領マラヤを

日本軍が占領し

民衆は日本の圧政に苦しんだ

 

ユイリン24歳とその妹ユンフォンは

日本軍に連行され一週間のうち

7日18時間の強制労働を強いられた

暗い炭鉱を掘る作業は熾烈を極めた

 

若いユンホンは慰安婦として

慰安所に連れていかれ

ユイリンは妹が日本兵に愚弄されるのを

見続けなけれならなかった


妹に食べ物を与えるために

食べ物を盗み持って行った

優しい妹は食べ物を

周りの仲間に与えそれが見つかり

ユイリンは妹の前で

体罰を受けねばならなかった

 

1944年日本軍の撤退の日

ユイリンは機会をみつけ

収容所を脱出

坑道に連行される妹を見つけたが

どうする事も出来ず振り返らず

一人で逃げ出した


妹が連行された坑道は爆破され

日本軍は証拠を全て消した

それがユイリンの心に深い傷となり

「私の人生の中で最も罪深い事」

、、っと考えるようになった

 

そして1951年9月ユイリンは

小林守という戦犯の処刑を見届け

妹の願いだった日本庭園作りを

キャメロン高原に住む中村有朋に

習いに行いった

 

1939年自閉症だった妹はが

日本へ旅行に行った時

天龍寺の庭園を観て泣いており

帰国後も日本庭園の勉強を重ねていた

その妹の願いを叶えるため

ユンリンは中村を訪ねたのだった

 

中村は元皇室付きの庭師で

戦後もマレーシアに残り

そこに日本家屋を構えて

夕霧と言う名前の日本庭園を作るために

キャメロン高原で暮らしていた

 

キャメロン高原は茶畑が広がる

美しく広大な地で

そこに英国人の家族が暮らしており

ユイリンはその家族の

家に間借りをして中村の元へ通った

 

当初中村はユイリンの弟子入りを

断っていたが

彼女の背景と熱意を知り

受け入れる事になり


ユイリンは未完成の

夕霧の製作に携わる事になる

庭の製作はハードだったが

ユイリンは文句を言いつつも

作業を続けた

 

すると中村も心を開き

ユイリンへ少しづつ庭造りを教え始め

二人の間には感情が芽生えてくる

 

中村は「作庭記」を取り出し

庭師は他の芸術を学べと説き

入れ墨もその一つだと称し

雨季が始まる頃に

ユイリンに墨を入れる

ユイリンはそれを受け入れ

背中全体に中村の描いた墨を入れた

 

雨季も終わる頃

日本から遺骨収集団が訪れ

中村に帰国を迫る

中村は国の命令を受け入れる事を

ユイリンに話す

 

その夜、共産党の残党が家に押し入り

中村に戦中の財宝場所を問いただすが

中村が知らないと通すと

英国人家族の一人を殺害し逃げた

 

中村は夕霧をユイリンと共に完成させて

ユイリンを残しジャングルの

山の中へ姿を消した

 

そして時は過ぎ1980年代になる

マレーシアで史上2人目の

女性裁判官となったユイリンは

連邦裁判判事を目指し奮闘していた

 

ある日、日本人庭師・中村が

終戦時に日本軍が埋めたとされる

埋蔵金にまつわるスパイ疑惑を

かけられた事を知り

夕霧の地セブンオークス茶園を訪ねる

 

 

なんて切ない恋物語なのだろうか

主人公のリー・シンジエの演技も見事だが

阿部寛も負けていない

 

そしてこの物語の骨格を支えている

マレーシアの作家

タン・トゥアンエンが書いた

原作の素晴らしさにあると思う

 

そしてキャメロンハイランドの

茶畑と自然の素晴らしさが

この映画を1段も2段も引き上げている

 

映画中に出てくる入れ墨は「なんだ」

っと感じたが、、エンドロールで

描き出される入れ墨は見事だ

何故同じ物を使わなかったのかが謎だった

 

 

さて、明日はどんなパン🍞が

焼けるのかな?