至福の時間

温泉好きの人にとって

この時間が至福の時間と言って良い

 

 

大自然の恵みを心から愉しみ

源泉100%かけ流しの

露天風呂に浸かっている間

何も考えず

夜空を見上げている時には

 

 

 

肉体はす全ての俗物から解放され

頭が空になって

 

それ以上の

幸せを求める必要があるのか

……という気持ちになる

 

 

湯は、自然のなかにあり

自然は四季により

その顔色を変え

 

湯につかる物はその顔色を

ゆっくりと眺め堪能する

 

そこに同じ顔は無く

季節や時間と共に変わりゆく

過客なのだ

 

 

肌に感じる湯もまた

その色を変え

皮膚に与える刺激を変える

 

時には優しくもあり

時には痛いばかりでもあり

過客なのだ

 

 

湯人は目に見える自然と

肌に触れる湯の温もりを堪能して

時を過ごすのだ

 

 

そして湯人はそんな湯を

求めて旅をする

 

その旅は過ぎゆく時間と共にあり

 

月日は百代の過客にして

行き交ふ年もまた旅人なり※

 

※松尾芭蕉 奥の細道を引用

 

そんな時が
至福の時間なのです

 

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