なにげなくTV番組を見ていると、好む好まざるに係らずいつの間にかバラエティ番組が始まっている。テレビ媒体は番組を埋めるためにお金や手間のかからないバラエティ番組を組み入れる。スポンサーの財布の紐も堅くなり、経費削減のためには仕方が無い事。高額なロケやセットは作れない、費用のかかる大物俳優も呼べない、テレビ局は出演料の安い芸人に頼るしかないのだ。

少し前までは、面白くなくてもテレビを点けたままでバラエティ番組を見続けていたが、節電を問われるおり面白くなければテレビを消すようになった。正しい行いなのだろうか……番組がもう少し面白ければ観続ける事ができると思うが残念ながら思い留まらせる程の魅力に欠けているのが現実。

色々な工夫がなされいてその努力は認めるけど番組の質という面ではかなり落ちているように思える。勿論面白い物もあるし芸人はがんばっていると思う。需要と比較して供給が勝る昨今、彼らの必死度が画面を越えて伝ってくる。でも、明らかに芸人の数が飽和し質も落ちている。

少し前までは芸人=コメディアンだったはずなのに、最近は芸人=「芸にたけた人」に変化している笑いを取れる事は当然で、それ以外にも体力にたけていたり、知識にたけていたり、我慢強かったりと、色々な才能が要求されそれらを持って自分をアピールし、さらに出てくる新人に立ち向かわなければ、自分が消えていくしかない。

テレビ画面を通してそのような努力や必死な心情が伝わってくる事も確かだけど……でも、コメディアンとしての芸人はどこへ行ってしまったのか、少し残念なのだ。バラエティに出演する芸人を観ていて強く思うのはもう少し笑いを与えて欲しいと言う事。

個人的には生活の中の笑いは必要で、その笑いを純粋に与える事のできるのはコメディアンだと思うから、我慢強さを見せなくてもいいし、頭の良さを見せなくてもいいから、もっと、もっと笑いを提供して、家庭へ笑いを供給して欲しいと切に願う。頑張れ芸人orzコメディアン!