River bank

ぼんやりと白く降りた雲はメトロが地上へ抜ける頃になると消え、力強い太陽が街へその力を見せつけていた。薄いカーディガンを羽織った婦人は日傘に身を隠すように歩いている。サングラスを頭にかけて直射日光を避けるように会場までの道をランナー達と連なって進む。

橋の手すりにくくりつけられた、何本かのレースを知らせるのぼりが、パタパタと音を立てて会場を知らせている。橋を渡り終えると遠くにスタートラインと賑わう会場が目に届く、選手達は河川敷きの淡い緑の芝生の上に設営されたテントの中で出走の準備を始めていた。

横浜の繁華街から外れた川の流れる小さな街、横浜ロードレースはそんな小さな街で開かれるちいさなロードレース。受付を済ませてゼッケンをもらいテントの下にレジャー・シートを敷いて、Tシャツにつける。これはレースが始まる前の一つの儀式、ピンを一つ留める毎に緊張感がたかまりレースの事だけを思うようになる。

テントの隅を掠めた陽の光が、下をむいてゼッケンと付けている背中に刺さり、ジリジリと背中が焼ける。身に着けているTシャツを脱ぎゼッケンの付いた物に換える。これで走り出す準備は整った、長いオーバーパンツを脱ぎ靴の紐を締め直せばスタートラインに立てるのだ。

何人かのアメブロランナーさんも皆着替えを始めていた。自分も十分なストレッチを終え少し早めのウォームアップ、調子は悪く無さそうだったが、週末に皇居を走った時より少しだけ体が重く感じた。軽く1Km走った感じは悪くない。乾いた風で汗は直ぐに消えてしまう。

スタート時間の10分前、スタートブロックに並ぶ900名程の人達が狭い道で溢れている。1分前の合図、鼓動が大きく感じ、間もなくスタートの号砲、いつもの渋滞もなくスムースな走り出し。最初の1Kmは3分台の後半、少し速いなと感じたがそのままのペースを維持、涼しい向かい風に向かって脚を進める。

このペースを維持できたのは最初の1Kmまで、その後5Kmまでは4分台の中盤、入りが少し速すぎたのか折り返して4Km過ぎから急に息があがり汗が噴出す。5Km過ぎでは5分台前半までペースが落ちる(ここでシャー少佐に抜かれる)。風は追い風になり楽になるかと思えば、逆に暑さをばかりを感じた。

7Kmの折り返しを越え5分フラットのペースにしがみつくように苦しい走りを通しなんとかゴール、思えばいつものゴールより苦しい結果になった。目指していた記録へ届かなかったのと、イメージ通り走れなかったのが残念だ。(次週の「かすみがうら」でがんばります)。

初夏を思わせる少し暑い朝の10Kmレースでした。走った後は、やっぱり気持ちいいっす!
Running 10Km Total 49.45Km so far.
☆デビルマンさん拝見しました。20Kmレースのスタートでシャー少佐と並んで応援している姿は見事です。