著者:吉田秋生
出版:小学館文庫
場所は東京福生市、フェンスのある街の男子校へ通う高校生の物語、女性である吉田秋生が描く男子高校生象なのでとても面白い。吉田秋生の描くアメリカそして日本は、若かった我々へ現実のアメリカ像を見せてくれた。
村上龍が描いた「透明に近いブルー」のようなどろどろした感じもどこかに含みつつ、クールで爽やかなカリフォルニアの風を感じさせてくれる。彼女の持つタッチが好きだ。彼女の作品に出会って「カリフォルニア」へ旅立っていった仲間は少なくない。
「カリフォルニア物語」や「バナナフィッシュ」が彼女の作品との出会いだが、それ以上にこの作品が好きだ。彼女の作品で有名なのは映画化された「吉祥天女」だろう。
横浜、横須賀とフェンスのある街で高校時代を過ごした経験から、作品を通して、自身の思い出と高校生時代のあの頃と情景が重なり、共感を覚える作品だ。「河よりも長くゆるやかに」タイトルにも心をぐっと掴まれる感じがする。
「河よりも長くゆるやかに」生きていきたいなぁ~
Running 0Km 風邪引きました。
風引きの夜は、ワインとブラウニーかな!