An affair in the aftrenoon

レースの記事はどうしたか、まぁそう焦らないでください。書かなければいけない事は山のようにあります。色々な事をゆっくりと書いていきましょう。人生で起きる事、スポーツのような華やかな事ばかりではありません、アクション映画のように危険な事もありますし、ラブロマンス映画のように甘く切ない事もあります。

今回はそんな別の一面を露に述べたいと思います。題して「昼下がりの密会」とあるサラリーマンとOLの密会です。東京のオフィス街で働く至極普通のサラリーマンが、とある月曜日の午後仕事を抜け出し疲れた体に鞭打って、若い美人OLと密会します……そんな物語です。

密会の場所は山手線のある駅、OLは、最近のドラマの原作に目を落として仕事を抜けてくるサラリーマンを待っている。用事に出ると言って会社を出てきたOLの細い肩には、いでたちに似つかわしくないスポーツバッグが掛かっている。

そこへJRの改札を抜けたグレーの地に白いピンストライプのスーツを着たサラリーマンが、近寄り「ひさしぶり」そんな言葉をかける。OLは本から目を上げ、小さな微笑を頬に浮かべ、読んでいた頁に枝折を挟み本を畳んでバッグの中へ丁寧に入れる。そして二人は駅を出て肩を並べ歩き出す。

陸橋を渡って大きな通りの交差点に出ると、そこには大きく東京タワーが青い空に向かって聳えて見える。通りから右手には古い大学のキャンパスが見える。OLは「私、学生に見えないかな……」と長い髪を揺らしサラリーマンの方へ振り返る。サラリーマンは気の利いた言葉もなく下校する学生達の流れに目を送っている。

交差点で信号を待っていると、OLは「あれが必要ね」交差点の直ぐ横にあるコンビニ入り何かを手に出てきた。今日の密会はOLの計画したものなので、サラリーマンは何が必要なのか聞かされていない。サラリーマンはOLに従い大学のキャンパスに沿った緩い坂道を登った。

大学の校舎が終わり次の交差点まで来るとOLは足を止め、今までに聞いた事も無い程エロティックに感嘆の言葉を漏らす

「あぁ……あそこよ……見て」

方向を指した。サラリーマンが重い脚を止め指す方向をみる、その先にあったのは……
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一軒の細長い建物、その建物の上には小さな看板が掲げられ、近づいて見ると大勢の人の列、この頃になると興奮でOLの声はうわずり目は虚ろになっていた。横断歩道を渡ると人の列がさらにはっきりと見える。何を思ったのかOLはサラリーマンにティッシュを持っている事を確かめる。

「ねぇ、ティッシュ持っている?」

サラリーマンは「どんな状況でティッシュが必要になるのだろう」そんな想像をして、自分のブリーフケースにティッシュが入っている事を思い出す。

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そしてティッシュをブリーフケースから取り出すと、少し前に駅前で受け取ったキャバクラの広告用のティッシュだった。サラリーマンは口ごもりながら、しぶしぶとティッシュを手渡し店頭の黄色い看板を見上げてOLがティッシュを欲しがる理由を知る。それからOLと建物を取り巻く列へ並ぶ。

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暗く怪しげな店内、OLは緊張で落ち着かない……初体験のサラリーマンへ幾つかのインストラクションを教授する。列に並び始めて30分経過した頃、店内から呼び出しがある。サラリーマンもOLから伝わる緊張が移って額に汗が浮かぶ。席に着き5分待ち出てきたのが、濃厚なスープに絡まる麺と柔らかい焼き豚が入った器

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OLが手にしていた物が奥のボトルだった。こうしてOLとサラリーマンの午後の密会は静かに始まり、そして器の中身が消えて終わりを告げた。OLとサラリーマンは器を挙げ、静かに席を立ち午後の街へ消えていった。(独特な濃くのあるスープと麺は他では食べられないラーメンです。麺にスープを絡めて食べると美味しく食べられるでしょう。スピード感も必要です。伸びる前にあれだけの麺を食べきるエネルギーはこのお店ならではだと思います。)

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今夜の夕食は上の写真のようになりました。もちろん自作ではありません。FLOのタルトです。やはりプロの作品、カラメルカスタードが旨い(プリンですね)(^O^)
走るが一番! Running 4Km Total 103.275Km