IT業界の地球温暖化防止へ取り組みとして「グリーンIT」が登場した。結論から言えば「グリーンICT」とはInformation Communication Technologyの提供、利用によって排出されるエネルギー消費量(二酸化炭素排出量)を抑えて地球の温暖化を抑制しようとする試みの総称だ。
サーバの仮想化によるデータセンターの統合・集約化は「グリーンICT」の方法論として最も着目を浴びているが、実際はITのエリアの中のもっと広範囲で行われるべき事だ。現在、IT(情報技術)のエリアから排出される二酸化炭素排出量は、地球全体でみると2%と計算されている。
その内訳は、PCとモニターが39%、サーバー23%、固定電話回線15%、携帯電話9%、LANと内線電話7%、プリンタ6%となっている。このようにグリーンITを最も推進するためにはPCやモニターの電源を切る事が大切なのだ。現在の状況では、IT管理者がエンドユーザが使うPCの電源管理までできないからPCやモニターの電源管理はエンドユーザーに依存する所が多い。
消費量を最小限に抑えるためには、電源をこまめに落とすか、スタンバイモードを使うようにするように、エンドユーザーが意識する必要がある。全てのユーザーが電源管理を意識すれば、PCとモニターの39%のうち40%は低減されるという。
サーバーとデータの集約化は、データーセンターの電力消費量を抑えることから不可欠だ。データ・センターのエネルギーの消費量を抑えることによりかなりのエネルギー消費が抑えられる。データーセンターでは、50%が空調、26%がサーバーやストレージ、11%がネットワーク機器、10%が配電盤、3%が照明と言われている。
インターネットなどのインフラを支えるデーターセンターの中には膨大な機器が設置されており、そのような機器が熱w放出ばかりでなく、そういった機器を冷却するためのエネルギーがまた必要なのだ。こういった事柄に対し、IT管理者の意識は高く「今後も重要性が増す」という意見が80%の管理者からあがっている。
次回はWeb2.0についてレポートします。
PCの電源はこまめに切りましょう。知っていますか、PCはコンセントへプラグを差し込んだだけで電気を消費します。マザーボードに通電すると電気を使うのです。
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