The way to read books in autumn.


季節が戻り気温は夏と勘違いする程暑く、初秋とは言いがたい陽気です。暦では夏は終わってしまいましたが、まだまだ秋の事など考える余裕も無い毎日を過ごしているのが現状です。もう少し涼しくなって動きやすくなれば、もっと色々な事が考えられるようになるのでしょう。

でも、気持ちを切り替えて今から秋の準備をしてみるのもいいかもしれません。秋の便りが届いてから、やっと動き始めては遅いかもしれないからです。季節の変化は思ったより急激なものです、だから心の準備だけは早めにしておいて、来るき楽しい秋を思い切り楽しみましょう。

皆さんは、秋になったらどんな事をしようと考えていますか。運動、旅行、読書、音楽、食事いろんな事が考えられます。普段の生活の中から思い、今から実行できる事と言えば、旅行の計画を練る、何枚かのCDを買う、試合のエントリーをする、秋に読むための本を準備する、そんなアクティビティが大半を占めるのでしょうか。

8月が終わる頃何冊かの本を買いました。新しい本ではなくて古本です。古本屋を回り半日程かけて数冊の本を買い、寝室の書棚へ並べて読み始める準備を整えました。殆どが小説で実用書はありません。「水泳教室」や「走り方教室」といった実用書も目に入りましたが、それらは別の機会にまわし小説だけを選び買いました。

古い本であれば本当に安い金額です。読書であれば、時間さえあればお金をかけずに、色々な場所へ行った気にもなれますし、様々な経験をしたような気持ちになれます。色々な主人公に成り代わり様々な体験ができるのです。素晴らしいですね。

どんな本を買ったかと言えば、日本と海外の作家による小説を半分づつです。恋愛小説もあれば、冒険物もあり、紀行物もあります。男性作家のものもありますし、女流作家の物もあり、特にこういう小説を読みたいという嗜好はありません。ただ、文章の綺麗な物を読みたいと思って購入しました(読んでみないとわからないのですが……)

では、小説を読む時どんな読み方をするのでしょうか?一冊の本を一気に読みきるという人もいます。逆に時間をかけて読むという人もいます。色々な読み方があります。人によって読み方は随分違います。月末に買った本を早速読み始めたのですが、読み方としては何冊かの本を平行に読み進めます。

平行に読んでいる作品の物語や表現を比較するわけではありません。何故かそうやって本を読むのが習慣になっているからです。理由の一つには、集中力が無く飽きっぽいという性格があるのだと思います。一つの長い小説を集中して読み続けられないのです(カラマーゾフの兄弟を一気に読むなんて論外ですね)。

だから、1日の間でも午前と午後、または状況によって読む本が違います。眠る前には本Aを読み、電車の中では本Bを読むといった感じです。本の長さが違えば読み終わる時期も変わるので、時間が経てば、本Aと本Cという具合に、平行に読む本は変わります。このように風に幾つかの本を平行して読む事で長い本も飽きずに読み終える事ができます。

さらにもう一つ特徴を挙げればば、読むスピードが非常に遅い事でしょう。一般的に物語を読むとどうしても構成だけに目が行ってしまい、ストーリーの展開をどんどんと追いかけてしまいますが、最近の読み方ははメタファやレトリックなどの表現を読み込み「なるほどな」などと思いながら読み進めます。そのため、スピードが極端に遅くなってしまいます。

上手く噛み砕けないと、同じパートを何度も噛んで細かくしなければいけないからです。勿論作品により読み方は変わります。例えば、ステーブン・キングが書くような作品では表現よりも、構成とスピード感でドンドン読み進めていきますしスコット・フィッツジェラルドの作品では多彩な表現を読み込んでいきます。

こんな風にストーリーを楽しみ、文章を楽しんで本を読んでいくとまた別な形の読書が生まれ、読み終わった後に素晴らしい世界が広がります。自身が文章を書く時の助けにもなります。さて、皆さんはどんな本を読み、どんな方法で読書をするのでしょうか。