ブログネタ:ウナギ、食べた? 参加中

Eating a eel myself


会社帰りにスーパーマーケットへ立ち寄りセールの鰻を買った。閉店間際の店内は、人もまばらで鮮魚コーナーには誰もいなかった。見ると鰻の蒲焼が一パック売れ残っている。50%OFFの黄色い値札も貼られている。そういえば土用の丑の日も過ぎたばかりだ。

記憶を辿れば、夏になって鰻はまだ口にしていない。それも目の前に50%OFFの札付きで買ってくださいと、鰻が頭を下げるように売られていたのだ。そんな姿を見て手を出さないわけにはいかない。清水の舞台から飛び降りた思いで鰻を買った(そんな大げさなものでしょうか)

食べるのを楽しみに弾むように帰ってキッチンに立った。そして考ふと思い悩んだ。既に蒲焼になっている物をどうやって温めるのだろうか。電子レンジでは身が固くなってしまう。かと言ってコンロで焼くわけにいかない。トースターでは無理だろう。悩んだ末(悩むなよ)魚を焼くグリルでじっくり焼いた。

家にある調理器具としては正しい選択だったのだと思う。焼きあがった鰻を暖かいご飯の上に載せ、口にした時、とても食感が悪かった。身全体が固くなってしまった。電子レンジでも同じようになるが、それよりも少しはましではある気がしたけど、鰻屋さんで食べる鰻丼よりは身がはるかに固い。

どうすれば家で美味しく鰻が焼けるのか知っていたら教えて欲しい。元々悪い鰻だったという理由もあるのかもしれないが、きっと最適な調理方法があるのだろう(ちなみに我が家にはIHありません(ノДT))最適な焼き方で焼いた美味しい鰻を食べてみたい。

鰻と言えば小さい頃に、近所に鰻屋の友達が居て良く遊びに行った。彼の家に行くと、売れてしまった鰻の蒲焼の身から切り取った頭部を串に通して焼いてくれた。普通、鰻屋では捨ててしまう部位なのだろう。鰻のたれを付けてカリカリに焼いた頭はとても美味しかった。

その頭を食べるのを楽しみに友達の家へ行った。土用の丑の日が来る度に、鰻を通してあの友達の事を思い出す。あの鰻屋さんは店を閉じもうあの「頭」を食べられる事もなくなってしまった。あの友達は何処でどうしているのだろう。