太陽は空の高い場所を目指して登りかけた場所で
意地悪く地上を見下ろしている
ジャケットを片手に持ち、ネクタイを緩め日陰を選んで歩きだす
重く濃い空気の壁は行く手を阻む
皮膚と肌着が汗でぴったりと着くのを感じて、恨めしそうに空を見上げた
日陰を求めて早足で駅へ向かう、やっと駅へ辿り着くと、
汗まみれの人を押しのけ改札を抜けて階段の下へ来る
車両がホームへ滑り込む音が響き、慌てて階段を駆け上がると肌着に汗が滲む
額から噴出した汗を拭くためにハンカチを取り出し、ホームで扉が早く開けと祈った
二つの扉が左右へ分かれると冷たい空気が流れ出す、そんな冷えた音の響き感じた
汗を拭きながら熱い乗客を押しのけ、車両の奥へ進み吊革を握る
天井から冷風が吹き降ろし、ワイシャツの湿り気は空気の中へ溶け出していく
走り出す車窓の外は、濁った空気で太陽の光は白く拡散し、
まるで大きな繭のように都市全体を包み込んでいるように見えた
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コメントをしても涼しくはなりません……ただの気休めです

Hot! Hot! Hot!