シーツを剥いで体を起すと空気の違いがはっきりと感じられた。パステル色に染まった空気は優く体を包み込むようにそこに留まっている。ベッドから足を降ろしフローリングに足が触れると、足の裏を通して床から季節の力が伝わってくる。

カーテンの向こうには太陽の光を受け力の戻った街並みが遠く続いている。夏が一歩近づいた空、夏が一歩近づいた雲、昨日とは違う朝。空気が違うだけで、シャワーから流出る水にも優しさを感じる。

会社帰りに買ったクリスピー・クリーム・ドーナッツを一つを皿にとり、ミューズリーとヨーグルトそしてフルーツを併せたボールを用意し、エスプレッソで朝食にした。

普段はトーストが主役、でもドーナッツを放っておけなくて、今朝だけは朝食プレートの主役になった。ドーナッツを口に入れ、エスプレッソを飲む、楽しい朝のひと時だ。

いつものラジオ局も今朝の空気のような音楽を流している。音は空気の中に混じり部屋の中へ融け出していようだ。く
■さて久しぶりの太陽です……こんな素敵な朝、貴方はその一日をどんな風に過ごしますか?