ブログネタ:回転寿司、好きですか? 参加中回転寿司が発明されてから今年で丁度50年……半世紀たったのだ。回転寿司を語るにはいい節目の年だ。カウンターのすし屋に代わって寿司を、本当の意味で庶民の食べ物とした立役者だと思う。寿司を気取ったよそ行きの食べ物から、一気に大衆の食べ物へ変革したその功績は絶大だと思う。
それまで、高価と思われ、祝い事の席でしか食べられなかった寿司が、何時でも好きな時にカジュアルに食べられる様になった。革命的な出来事だ。現在では国内でも20社以上の回転寿司チェーンがひしめく巨大な産業に膨れ上がっている。庶民の味として広まった回転寿司、寿司という日本伝統料理をベースにさぞや簡単な商売だったのだろうとかと思ったが、実際はそれほど簡単な事ではなかったという事だ。
先ず、回転寿司の素晴らしさを語る前に少しだけ歴史を紐解いてみよう。回転寿司の起源は、1958年大阪の近鉄布施駅北口に元禄寿司だ(創業は1947年9月)。当時の経営者がビール製造に利用するベルトコンベアをヒントにして皿の廻るコンベアを考案したらしい。
従来の寿司店の高級イメージを払拭し、安さと手軽さで庶民の気持ちを捉え、1970年以降全国展開を図った。こうやって回転寿司は全国いや全世界へ広まっていった。世界では90年代末英国のロンドンでそのファッション性と健康食品として注目された事だ。その先駆けはYo! Sushiと言うチェーン店でソーホーで開業された。
回転寿司の元祖元禄寿司の海外進出は、1993年にハワイ店を皮切りにシンガポール店、香港店、マレーシア店、台湾店、そして2007年にクウェート店をオープンする程の国際的な巨大企業となっている。現在は元気寿司、すしおんど、占領、東京 元気寿司という四つのブランドで店舗展開している。
回転寿司とはいったいどういう寿司なのか、普通のカウンターの寿司屋と何が違うのでしょうか。一般に回転寿司とは小皿に寿司や料理、飲み物を載せ、客席に沿って作られた循環チェーン・コンベアで客先へ運ぶ形態の寿司屋である。客は好みの皿(料理)があれば、自分で取り上げて食べるという物であり、皿が客先を回ることから回転寿司と呼ばれていて、旧来の寿司店を固定寿司と呼ぶ事もある。
さて、普通のカウンター式の寿司屋との違いはどこなんだろうか。先ずは料金、普通の寿司屋は高級料理的なイメージを前面に押し出してきたので、接待に使われる事が多かった。そのため寿司一貫の料金が、店内に記載されていないことが多い。つまり、食べ終わり会計の段になって初めて料金がわかるような仕組みだった。
高級感を打ち出しているので料金は回転寿司の方が安い。もう一つは回転寿司は皿の値段が決まっているので料金は皿を数えればきちんとわかる。つまり、普通の寿司屋は料金が高く不明瞭だと言うのに対し、回転寿司は料金が安く明瞭会計だというのが料金的な違いだ。
二番目は、注文方法だ。普通の寿司店は、都度食べたいネタを寿司職人へ伝えて握ってもらうが、回転寿司では既に握られたネタが皿に載ってチェーン・コンベアの上を回っているのでいちいち注文する事がない。回転寿司の注文方法にはメリットとデメリットがある。メリットはネタの名前を知らなくても回っている皿を取り上げればいいので、見た目好きな寿司が食べられる。普通のすし屋へ言ったら、名前を知らないために食べられないネタが沢山ある事に気付く事だろう。
三番目は、回転寿司は基本的にガリやお茶がセルフサービスなため好きなだけ飲み食いできる。普通の寿司店では無くなれば都度注文しなければいけないので、ある程度気兼ねがある。好きなだけ食べるという訳にはいかない。お茶だって最初に座った時から「あがり」と注文するわけにいかない。飲みたくない日でもカウンターへ腰掛けたら「ビール」と言うのがしきたりのような気がする。
四番目は、気取りのような物の有無だ。普通の寿司店はスノッブな感じがあるが、回転寿司はまるっきりファミレスのような気軽さだ。普通の寿司店では安いネタばかり注文という訳には行かない。気取りも必要な時は高級寿司店で高価なネタと注文するという洒落も必要な時はあるが。そんな洒落はしょっちゅう使ってはいられない。懐の具合も気にしながら食べるのも気が重い。
最後に寿司の種類である。回転寿司には普通の寿司店では食べられないネタが幾つかあるのも特徴だ。客の多様化によって進化したメニューなのだろうと思う。例えば巻物で言えば、サラダ巻き、からし菜巻き、田舎漬、山ごぼう、梅しそ巻き、納豆巻き、穴キュウ、エビフライ、カリフォルニア・ロールなんてのがあるし、軍艦巻きも普通のすし屋では出てこないサラダ、オクラを使った物がある。
また、寿司ネタだけでなく天婦羅、ケーキ、フルーツなどありとあらゆる食品が皿に載って流れてくる店もある。こういう風に多種多様な物が選べると言うのはとても便利な反面、選べなければいけないと言う判断も必要になってくるので、それを好まない人もいるだろう。そんな人は回転寿司が苦手なのかもしれない。
また、チェーン・コンベアーの上に寿司が長く載って回っているような店ではネタやシャリが乾いて美味しくないという事もある。握りたての寿司を食べたかったらやはり普通の寿司店の方がいいのだろうか。メリット・デメリットを考えたが、状況に応じ寿司店を使い分けるのが良いと思う。高級寿司店にはそれなりの良さがあるし、回転寿司にもそれなりの良さがあるのだ。
■充実した一日だった。Run total 30.4Km Swim 0.5Km