ブログネタ:誰にモーニングコールされたい? 参加中布団の隙間から見える窓際のテーブル、その上には去年の暮れに買ったばかりのパキラの鉢植えがカーテンの細い隙間から差し込んだ朝日を浴びて嬉しそうに葉を一杯に広げていた。
明け方まで飲んでいたので、頭の何処かにアルコールが残っていた。布団を頭までかぶり朝日を避けるように布団に潜り治す。週末の土曜日、仕事へ出かける必要も無い。こんな朝は昼頃までぬくぬくと布団の中で過ごしていたい。
眩しい陽の光を我慢して細い目で窓際の時計を見るとまだ午前九時を少し回った所だった。良く考えれば11時に和美に家へ迎えに行く約束をしていた。車で30分もあれば着く距離だったが、もう一度夢の中へ入ってしまえば時間通りに着けない事は解っていた。
それでも布団から抜け出せず被ったままじっとしている以外何も出来ない。頭は重く、体を動かそうという気力は無かった。その日、和美を連れて友達が企画した野外イベントへ行く予定だった。友達はイベント主催者であり、その友達も音楽ステージに出演する事になっていた。
和美とは友達のライブへ数回行った事があったので楽しみにしている様子だった。それを考えると早く起きて迎えにいかなければいけない。シャワーを浴びて出かけられる準備をしなくてはいけないのだ。気持ちは準備しようという風に逸るが体が追い着いて来ない。誰かが頭の奥で「早く起きろ」と言う。「そんな事はわかっている」そう言い返す別の人が居る。
昨夜飲みすぎた事を後悔してももう遅い。飲みすぎの時はいつでも後悔をして誓う「もう絶対に飲みすぎない……」と、しかし時が経ち、日にちが過ぎればそんな事は、融けた雪のように跡形も無く消えそこにあった事さえ思い出す事ができないのだ。一度は「もう飲まない」そう思う。
布団をかぶって起きるかどうかあぐねていると。枕元にある充電フォルダに収められている携帯がブルブルっと震えた。布団から手だけを出して携帯をフォルダから外し着信を見るとメール着信だった。気持ち悪さを我慢して、ボタンを操作し着信したばかりのメールを読む。
「おはよう、もう起きた?」和美からだった……落ち着かない頭をかかえ、着信したメールに返信もせず携帯を閉じた。返信しようかどうか悩んだが、もう少しその状態から脱する術が見つからない。携帯を懐に入れじっとしていると再び携帯が怒ったように震える。
今度は和美からの電話だ。着信の振動を3回やり過ごし4度目に震えるの待って受信ボタンを押して、耳に当てた。すると携帯の向こうから元気な和美の声が響いてきた。「おはよう!」
さて、誰からのモーニング・コールを受けたいかと言えばやっぱり好きな人かな。嫌な人から受ければインパクトでパッと起きられそうだけれど、期待外れな物を口の中に入れてしまったような、変な後味のする感触がその日一日付きまとう。そんな弊害を考えれば、多少インパクトが無くても好きな人の方がいいのかも知れない。
宅配業者や手続きのお知らせ等の事務連絡はどうだろうか、事務的に粛々と起き上がるのであればそれも良い。でも、彼らの声では、その日を「素晴らしい一日にしよう」とは思えない。やはりその一日を素晴らしい一日にするためには、何かしらのエネルギーを注入しなければいけないのだ。
そのためには、好きな人の優しい心を躍らせる声が必要なのだと思う。もちろん思ってもみなかった朗報などと言うのもそれなりの力はあるのかもしれないね。
■思ってもみなかった朗報って一体どんな事だったかなぁ~?
■Swim 3Km 水の中が良い感じです。なんていうのかなぁ~難しい事じゃないんです。