ブログネタ:好きな海外ドラマ 参加中

海外ドラマ、特にアメリカのテレビドラマがブームになっている。TSUTAYAに行けば1列か2列はそんなドラマで埋まってしまう程ドラマが溢れている。フレンズ、セックス・アンド・ザ・シティ、24やプリズンブレイク、ロスト等有名な米国のドラマを初めとして、韓国や台湾のドラマまでインターナショナルにドラマが所狭しと並べられ、揃えられている。

少し前までは米国のドラマと言えどこんなに多くは日本に入っていなかった。米国のドラマと言えばコメディが多く、SF物等シリアスなドラマはスタートレックやマイアミバイス、ジョンパン程度だった。「奥様は魔女」ずいぶん古いコメディ・ドラマだったが、他にはあまり記憶が無い。

全くの私見だが、沢山のドラマが米国から輸入されなかった背景には、今のようにドラマを国際的に共感を得るように仕上げるお金と、技術が無かったのと、翻訳や吹き替えの問題があったのだろう。

特にコメディ等お笑いを取る吹き替えは難しいし、アメリカの古いコメディには文化的背景を風刺する物だったり、それこそアメリカの生活や文化を知らないと理解できない物が多かった。日本人でウォータゲートの前のニクソン大統領の社会的ポジションを知る人は少ないだろう。

一例を挙げれば、一番好きなドラマといって思い出す「ファミリー・タイズ」というドラマだ。このドラマはマイケル・J・フォックスが「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に出演し大ブレークする何年も前からやっていたホーム・ドラマだ。

日本でもビデオ規格がVHSに淘汰されてビデオ・デッキが安く簡単に手に入るようになった頃にビデオ化された。TSUTAYAでは3~4年前までビデオ・テープでテレビドラマの棚に置かれていた。ビデオがDVDに置き換わり初めて消え、DVDに置き換わる事はなかった。最後に見たのは中古として200円程度で販売されていた時と記憶する。

このホーム・ドラマはアメリカで大ブレークしてそれこそ、テレビ・エイジの年代に育った人なら誰でも知っているというドラマだった。アメリカでそれ程の視聴率を稼いでいたにも関わらず、日本では「奥様は魔女」程にも知られていない。

内容は普通のコメディ・タッチのホーム・ドラマなので子供や母親、そして兄弟との日常生活を描いた心温まるドラマだった。アメリカでこのプログラムの放送終了時には多くの人が涙を流したのを覚えている。

終了の理由はマイケル・J・フォックスが「バック・トゥー・ザ・フューチャー」でブレークし、忙しくなってしまったのと、鼻を高くしてしまい、他のキャストとの関係に少しづつ亀裂が入ってしまったのが原因と言われている。

これに関しては彼のバイオグラフィ的なテレビ・プログラムがあるので、チャンスかあったら面白いので是非観て欲しい。彼が芸風を確立するにあたり礎となったドラマでありる事が解るし、パーキンソン病の戦いの様子もくっきりと描かれている。

ファミリータイズが日本でブレークできなかった一つの理由としては、文化的、政治的なアメリカ特有の背景があったからだ。特に共和党と民主党等のキャンペーンを風刺した物や、「マイケル・J・フォックス」が共和党を支持するリパブリカンとして気取った役柄を演じている事を理解するにはアメリカを理解する必要があったからだ。

今のようにメディアが合衆国大統領の「一般教書演説」を簡単に聞けなかった時代には、共和党や民主特の社会的な思想や立場を理解する事は、日本の一般の人では解らなかったし、内的な思考の日本社会において見向きもされなかた(日本は外をみるより内を向いている必要があった時代なのだ)

キャンペーンそのものを理解する事も難しかった。選挙前にアメリカの一般道に派手に立ち並ぶあのプラカードを実際に見るまで理解できる術は無かった。英語を理解することだってままならなかった時代に、政治的な思想を理解しろという事が無理なのだろう思う。

そういう意味でアメリカの一般文化を理解し普通(民主党的)のアメリカ国民を理解するには手頃なプログラムだったのかもしれない。このテレビ・プログラム(ファミリー・タイズ)は勉強の意味で繰り返して見て聞いた。おかげで英語がずいぶんナチュラルになったような気がする。

ホーム・ドラマなのでベトナム戦争のような必す単語の前に「F●●●」が張り付く事も無い。一般的アメリカ人の使う英語を学ぶ事ができた。(これは「フレンズ」でも同じなのかもしれない)そう、今、このドラマの事を思い出すととても懐かしく思うし、とてもオールド・ファッションなのだけれど日本人が失い欠けている「ファミリー」の意味やあり方を改めて思い起こさせてくれる番組だった。

24やロストもとても良く出来た映画だ、スピード感や緊張感は申し分無い。もちろんSFXなんかも素晴らしい。でも、私達はそういった物を何か別の物と引き換えに得ているような気がしてならないのだ。懐古的に「昔のストーリーが良かった」と言うだけでなく、そう感じるのだ。
■東京マラソン走りました。関係したアメブロのブロガーの方々本当に、本当にお疲れ様でした。本当に楽しかった!