「ターザン的スポーツ論」

走る事を始めてから体のバランスについて考えるようになった。真っ直ぐ走るためには、両足にきちんと加重して走らないといけない。そうしないとどちかの膝や脚に負荷がかかり、片方だけ疲れたり負傷したりするからだ。

テニスやスカッシュはシンメトリックなスポーツでは無いので、体の負荷に対する注意は独立して注意を払う必要がある。テニスやスカッシュでは重に片腕なのでその使い方と負荷が違う。踏み込む時の足のバランス等も重要な要素と言える。

サッカーにも利き脚というのがあるし、野球も利き手がありそれぞれの使い方を意識的に、または無意識に調節している。こういったスポーツでは頻繁に利用する手や足が発達する。そのため身体的なバランスが少し悪くなるのかも知れない。

実際にスカッシュをプレーしていた頃、特に上半身の発達は左右でほとんど違ってた。脚は勿論利き足があるのだけれど、踏み込んで蹴り返す足の疲労度を調節するために踏み込む足を変え、違った打ち方をした。だから足は均等に使っていた事になる。

そんな工夫をしても、肉体は正直に発達してよく使う方を大きく発達させる。当然肩の上がり具合や筋肉の強度による左右のバランスは乱れる。このバランスを上手く矯正するためには左右均等に働くウェイト・トレーニング等によって、逆側の筋肉を強化するしか方法はない。

通常スポーツ競技者は、そんな努力をして左右のバランスを保っている。では、シンメトリックなスポーツはどうだろう。マラソンや短距離走、水泳はシンメトリックなスポーツだ、こういったスポーツでは左右のバランスの違いをもっと意識する事が多い。

スカッシュをやっている時は余り感じなかったのだけれど(バランスが悪い事が当たり前だった)、走っている、または泳いでいると左右のバランスの違いを凄く感じる。バランスが悪くなるとどちらかの膝が痛くなったり、足首に違和感がでてきたり、ヒラメ筋が痛くなる。もっと酷いと真っ直ぐに走れない。

左右の使い方の違う瞬発系のスポーツをしている人にとって、走り出す事はこのバランスを矯正することから始める必用がある。走っていると無意識に左右へフラフラする。当然どちらかの脚に故障が現れる。それが普通だ。

これを修正するためには、利き脚の逆側を利き脚と同じ程度に強化するか、利き脚の筋肉を落とすしてバランスを整えるしかない。せっかく作った筋肉を落として運動能力を落とすのは得策では無い様に思えるが、スポーツの種類によってはそうした方が良いという事もある。

スカッシュとマラソンで考えてみると、瞬発系で使う筋肉と長距離で使う筋肉が違う事がありその違いにより、筋肉の運動効率を妨げてしまう事もある。大腿部を例にとってみると分り易い。

スカッシュでは大腿部の前面の筋肉(すみません名前がわかりません)は発達するが、マラソンではその筋肉はほとんど使われない。使われない筋肉は利用されないだけでなく、邪魔者になるのだ。

マラソンでは他の筋肉の利用量を抑えて運動効率を高めないと42.195Kmをあれほどのスピードで走りぬく事は不可能だ。つまりスカッシュの様なスポーツで付いた筋肉は邪魔な筋肉なのだ。

いつの間にかスポーツの相違による筋肉論になってしまった(ゴメンナサイ)。「骨盤」に関してはまた明日お話しするとして、異なるスポーツを始める場合、相反する筋肉が邪魔をしないか、良くスポーツ・トレーナーに相談し正しいトレーニングをするようにしよう。

そうしないと、いくらトレーニングを重ねても全く無駄な事をしている場合があるし、結果がなかな出てこない事になる。本日は、究めてターザン的なスポーツ論でした。
■関東地方は本当に良い天気になりました。夕日がとても綺麗ですよ。
■9.9Km走りました。100Mが微妙ですね。昨日のような寒さは感じていません。
■明日はクリスマス・イブ友人の所で持ち寄りのパーティがあります。昨年は12Kgの七面鳥を焼きました。焼き上げるのに何と7時間もかかったんですよ。今年のターキーは8Kgです。