「Crusing with the Dream Tures」

ある日の早朝出来事、時刻にすると午前4時~午前6時の間の夢だ。その一日は、そのおかげで昼過ぎまで頭がまだはっきりしなかった。

ドリーム ツアーズというアトラクションがあった。それは皆が考えているほど簡単なツアーではなかった。寝ている間に行われるツアーなのだが、実際は多くの人が考える程容易ではない。

楽しそうな名前なのだが、実は命がけのツアーなのだ。ツアーの行程はおおよそ1週間程度になる。5~6泊のキャンプをしながら夢の中でツアーを行う。

1週間ずっと眠るのかと言うと、あくまでもそれは夢時間であり物理的な時間スケールではない。夢時間は絶対的なスケールを持たないのだ。

ツアーへの参加者の選定はドリーム・エージェントが選択を行う。エージェントにより召集がかれられた人がツアーへの参観者になる。

エージェントは前の晩に夢の中へやってきてツアーへの参加を命じる。こうなると一見命令のようにも思えるのだが、ツアーはあくまで願望を基盤としていた。

昨夜、エージェントがやってきて突然に参加を命令じられた。参加は願望である事がわかっていたので、しぶしぶではあったが参加申込書に捺印をした(願望は潜在的なものだ)。

出発地点は、周りが高いビル(窓が沢山ありました)に囲まれたビルの屋上だった。周囲のビルが一見壁のように見えた。

空はオレンジ色と黒が混ざったような色をしていた。黒色とオレンジ色が混ざって丁度頭の上で渦を巻いていた。

出発地点の到着すると、白い宇宙服のようなスーツを渡され、メンバーは皆それに着替えた。メンバーは女性と男性がだいだい半々位の割合だ。

年齢は皆だいたい30代が中心だろう。しかし、ビルの窓ガラスに映る自分の姿はずいぶん若く見えた。概ね14歳位だろう。何故自分の姿だけが若返っているのか理由はわからない。

メンバー10名は全員で1つのポッドに乗り込む。ディズニー・ランドのスターツアーズをを思い起こさせるが、実際の形それよりはずいぶん長細くかった。

座席は横に2名が並んで座れる程度なので、どちらかというと、どこかの遊園地にあるジェットコースターをイメージした方が良いかもしれない。

ポッドは離陸して直ぐにオレンジ色の空の街を後にする。オレンジ色の空の端まで来ると、いきなり下降をはじめて、そのままぽっかりと口を開けた洞窟に入り、中に建設された第一ステーションに着地した。

ここで一旦停止し、ポッドの向きを垂直下方へ向けると、いきなり地球の中心に向けて落下を始めた。制御は全て乗員のマニュアル操作なので、上手くやらないと全員がこなごなになってしまう。

そうマニュアルに書かれているように。機体の状態維持には微妙なコントロールが必要で緊張の連続なのだ。少しでも操作を間違えると、加速が増して停止位置で停止できないばかりか、暴走落下してしまうのだ。

このような緊張の連続が1週間のツアーが実施されていく。1泊目は、第一ステーションに泊まり、それからのスケジュールとオリエンテーションを受ける。

各ステーションでも簡単なブリーフィングがある。その夜はメンバー間のトラブルがあり、少しもめた。メンバー同士が罵り合うといった事もあり、それから先が思いやられる場面もあった。

第2ステーションに到着し、ビニールから冷凍のステーキと萌やしとパンを出し電子レンジ暖め食事を摂った。

食事は、想像とは違い、さほどまずくは無かった。しかしベッド(そう呼べるかどうか……)は溶岩が固まってごつごつした岩の上(ここで寝る以外の選択肢は無い)だった。

その夜は何で「ポッド内部で寝させてくれないか」とエージェントに掛け合ったが、取り合ってもらえなかった。

我々が寝ている間にポッドは移動させられるらしいのだが、説明が無いので理由は定かでない。さて、そうやってステーションで寝てしまうと、我々は、現実世界に引き戻される。つまり向こうの夢が現実世界なのだ。

こうして一週間に及びツアーが始まった。まだまだツアー続きそうな気がする。今夜もあのエージェントがやってくるのだろうか?


この夢はかなり体力が必要です。まだ目の前に情景が浮かんできます。
どんだけ?残暑厳しかったですね今年の夏は!。