「花屋敷へ一人ぷらぷらと」

花屋敷は、浅草にある。有名な浅草寺の裏手にある小さな遊園地だ。雷門から仲見世を抜けて浅草寺の境内を左へ折れ、屋台や出店を横目に観ながら境内を抜けるとそこに花屋敷の形ばかりの小さな入場口がある。

そのエントランスはディズニー・ランドのように「ここがエントランスです」と言う風に主張している訳ではなく、雑貨店の並びに「なんとなく入り口らしき物を作っちゃった」と言う風に作られているのだ。

アトラクションにしても、富士急ハイランドにあるような絶叫マシンが設置されている訳でもなく、古い壊れそうな小さなジェットコースターがカタカタと建物の隙間を縫うように走っていくのだ。少し前までは後楽園遊園地も同じような下町的な雰囲気が残っていたが、ラクーアが出来て、リニューアルされてからそんな雰囲気が無くなった。

都会の真ん中、それも東京ドームの隣にあってそんな古びた遊園地が残っていた事自体が奇跡に近いことだったが、やはり商業化の波には逆らえずに、消えていった。改装以来後楽園遊園地へ訪れていないが、まだあの「まことちゃん」お化け屋敷は残っているのだろうか?

話を花屋敷に戻す。猫の額のような狭い土地に詰め込めるだけのアトラクションを詰め込んだ遊園地、一言で言い表すとそんな感じの遊園地だ。スリラーカーやお化け屋敷。観覧車も大きな物は無い。園内の片隅に作られた小さなメリーゴーランド。

「トリック」を見る度に思い出す小さなステージ。乗り放題のチケットもあるが、一つのアトラクションは100円とか200円、そんな遊園地がひっそりと浅草のお寺の裏手に残されていた。

そんな遊園地へ、誰かに誘われるように一人で行ってきた。昔と何も変わっていない。下町の情緒もそのまま残っていた。アトラクションの老朽化は防げないようだ。ジェットコースターは壊れそうな音を立ててビルの間を走り抜けてゆく。

一度つぶれかけた遊園地、これからは、過激なアトラクションを追及するのでなく、江戸を楽しめる庶民的な遊園地にして欲しいと思う。皆さんも浅草へ行く機会があったら浅草寺や仲見世だけでなく、裏手の花屋敷へ是非足を運んでくださいね。
遊園地の夢を見て花屋敷へ行きたくなりました。
今日は10Km走りました。最近は心肺機能のトレーニングと筋力アップで、あえて早く走っています。いつも同じ距離を走っているのですが、おかげでコンスタントに4分以上も記録を短縮できるようになりました。地道な練習から結果が出てくると嬉しいものです。