前回の続きで,GⅠ以外の臨戦過程について。
前走 平安S組
思いの外少なく,過去10年4回。勝ったのは2007年のサンライズバッカスと2000年のウイングアロー。共通するのは共に平安Sで人気の一角になって追い込んだものの届かずこのレースで追い込んで勝ったこと。広いコースで直線も長いので,思い切った脚質の馬がこの臨戦過程なら飛んでくる構図のようだ(ちなみに2000年2着のゴールドティアラもこの過程で4角12番手)。ただ,今回これに該当する馬はいなく,強いてあげるとするならもともと自在脚質で左回り得意のマチカネニホンバレか。
前走 根岸S組
2001年からフェブラリーSの前哨戦の位置づけに移行してから3着以内が5回。勝ったのは2001年のノボトゥルーと2005年のメイショウーボーラー。3着以内の5回中4回については,ダートGⅠ初挑戦であったこと(残りの1回は2004年のスターリングローズでこの馬も中央のGⅠに限れば初になるが)。あと全馬共通にあるのが,最低マイル以上で勝ち鞍を上げていること。スプリント路線に該当し,距離延長の過程なのでやはりそれなりの距離適正が欲しいかも。従ってセイクリムズンは少し割引になる。
前走 その他
過去10年では2頭のみ。内訳は,2001年のトゥザヴィクトリー(3着)と2008年のカジノドライヴ。GⅠ昇格後に広げてみても1998年のグルメフロンティアの3頭のみ。共通するのは条件はどうであれ前走は勝っていること。そしてGⅠでもそれなりに実績があることが望ましい。やはり別路線になるので,相応の能力や実績が必要な過程のようである。今回はライブコンサートとパワーストラングルが別路線になるが,どちらも前走負けていて,GⅠ実績もイマイチ(後者はGⅠ自体が初挑戦だが)なので,やはり割引かも。
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