DEEPな展望 オーシャンS その弐 | ZEROのDEEPな予想

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中山11R オーシャンS

2006年より重賞に格上げされているので,基本的にはそれ以降で考察してみると,2006・2009・2010年はやや重以上の馬場で行われ,2007・2008年は良開催となっている。
今年はおそらく良開催が予想されているので,その2年を見てみると,

2007
アイルラヴァゲイン 3-3
サチノスイーティー 3-3
シルヴァーゼット  1-1

2008
プレミアムボックス 6-5
エムオーウイナー  1-1
ナカヤマパラダイス 3-3

このように典型的な前残り競馬になりやすいようだ。特に追い込みが基本のプレミアムボックスですら,このレースでは4角5番手につけていることからも,如何に前で競馬が出来るかがポイントになりそうである。
ただし,だからといってむやみに前に行きそうな馬だけを買うのはやや危険な気がする。
それは,この2レースは,前半の3ハロン通過が34.0(2007),34.1(2008)と多頭数の1200重賞としては明らかに遅いペースで行われたことである。そこで,OP特別時代の2005年以前(2000年以降)で良開催されたレースを見ると,

2005 前半33.8 
シルキーラグーン 2-2
ドリームカムカム 1-1
キングオブサンデー8-6

2004 前半33.2
シルキーラグーン 7-5
トーセンオリオン 4-5
カフェボストニアン1-1

2002 前半32.0
ショウナンカンプ 1-1
ナムラマイカ   4-4
タマルファイター 6-8

2000 前半33.1
タイキブライドル 4-3
タマルファイター 4-5
ショーザランニング1-1

OP特別なので,メンバー的なものもあるが,やはりペースが速くなるとある程度差し馬も来ていることがわかる(余談だが,2002年を調べた時にショウナンカンプの凄さを改めて実感した)。

差して上位に来た馬の特徴は,
①内枠
②ダート血統
③距離短縮

特に①と③を満たすケースは比較的人気薄が来ているので,要注意ではないだろうか。
ということで,メンバー的に速いペースが見込まれそうな場合は,内枠に入った人気薄の差し馬を買い目に入れておく必要があるようだ。

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