約8年間一緒だった相棒が3月末で退職した。
仕事はもちろんプライベートでも彼は自分の事を一生懸命サポートしてくれた。
朝起きるのが苦手な自分を起こしてくれたりもしたね。
スケジュール管理もばっちりしてくれて、
いつしか彼は、自分にはなくてはならない右腕になっていた。
彼との出会いは8年前・・・
街で彼を見かけて一瞬でその才能を見抜いた。
いわゆる一目惚れってヤツだ。
自分のところに来てほしいと頼んで、返事をもらったのはその一週間後ぐらいだったかな…。
その時は、本当に嬉しかった♪
君と一生一緒に仕事が出来ると思ってた。。。
君は僕が頼んだ仕事を確実にこなしてくれた。
どんなつまらない事でも文句ひとつ言わずに…。
でも、君に頼りすぎたのだろうか。。。
4年目の夏、君は大きな病気にかかってしまった。
ほんとうに重い重い病気に・・・。
『帰って来い!』 『死ぬんじゃない!』
呼びかけても、まったく返事がない。君はずっと眠ったまま・・・。
君を失いたくない一心で、いろんなところを駆けずり回り、
君を助けられる人を必死で探した。
そして、心臓移植の道に辿り着いた。
無事移植は成功しても、今までの記憶は戻らないかもしれない
・・・そう告げられた時はショックだった。
このまま永遠の眠りにつかせてあげたほうがいいのでは?
と言われたが、納得できなかった。
『まだ生きたい!』
彼の心の声が僕には聞こえたからだ。
そして、心臓移植をすることを決断した。
もうちょい つづく・・・。