ハーバル染め師のshihoです
ハーバル染めって何?と思われる方が多いようなので、改めてご説明します。
まず、「ハーバル染め」は私が考え出した造語です。
出逢いは海外のNatural dyer(天然染め師)たちの発信。
草木染めとは一線を画す独特な染め手法に興味を持ちました。
花びらを使った染め風景は
私の目にとても魅力的に映りました。
学ぶにしても教わるにしても日本に講師は皆無ですし、
日本語の文献もありません。
日本へ広める第一人者として活動すると決意し、
海外の文献を読み漁りながら、
独学で染め手法を習得しました。
前置きは以上です。
では詳しくご説明しましょう♪
まず、生地の上に花やハーブなどの植物を思いのままに並べます。
小さな子どもでもおままごと感覚で簡単にできます✨
感性のままに。
花たちと戯れることでうるさい思考が止まり、感覚が研ぎ澄まされる時間。
一枚の絵画のようにドラマティックで愛しい。
花の魔法陣に願いを込めて。
次に、海苔巻きのようにくるくる丸めて紐で縛ります。
そしてスチームして色づけします。
スチームが終わって紐を解く瞬間が一番の楽しみです。
まるでびっくり箱。
花たちの命が躍動的に生地に刻まれるのがハーバル染めです。
自然が勝手に美しく仕上げてくれる姿に毎回感動します。
小さい頃は花占いで恋の成就を祈ったり、神さまとお話ししたり、
おまじないはとても身近で自然なものでした。
ハーバル染めしているとその頃の気持ちが思い出されます。
言葉という表現手段を持たない命を前に、
人は思い思いにメッセージを受け取る。そして勝手に癒される。
自分自身の声に耳を傾けやすいのだと感じています。
植物を通して自分そのものを見ているような気がしてなりません。
植物は自分自身の鏡のよう。
自分という宇宙にアクセスするためのスイッチのよう。
こんな愛しい時間を紡ぐのがハーバル染めです。
人生はいつだってこの手一つで塗り替えることができるんだとハーバル染めが教えてくれました。
まるで塗り絵のように軽々と✨
ハーバル染めという温かな子宮の中で、
自分の手一つで美しいものを生み出す魔女になれることを想い出したんです。
「わたしの手は魔法の手」は、そんな時ふと湧いた言葉。
こう思えたら、圧倒的な至福に包まれる。
この感動をもっと伝えられる一年となりますように。
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*+:。.
💐私がときめくハーバルライフを発信しているLIMIAライターページ
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*+:。.