後厄突入 | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


どうも、本日42歳になりました、初老のあんびです・・・みたいな書き出しの記事を誕生日にUPしようとしたものの、生活ノルマと疲れ目と眠気呆気なくやっつけられました、ハィ。

そんな訳で、中途半端な下書きを再構成しつつ、大した内容でもない記事を仕上げてやろうじゃないかと、そんな "やる気あるんだかないんだか" な感じのアレでございますよ。

さて、とりあえず、頓挫した下書きの冒頭でも触れた様に、私あんびばれんす、三日ほど前に誕生日を迎えまして、後厄に突入でございます。
以前の記事でも 「厄年なんかクソ食らえ!」 みたいな事を書いてた通り、あんびさんは全く厄年にビビってたりはしない訳でして、『生まれた事以上の厄なんかない!』 ケツまくったスタンスで生きてるんですが、いかんせん世の中は厄年に過敏な訳でして、厄年の期間内に大病を患ったり、ましてや死んだりなんかするとですね、やれ 「厄年のせいだ」 だの、「厄年をナメてるからだ」 なんて根拠の無い言い掛かりをつけられてしまう訳です。
完全なオカルト話になっちゃうのにも関わらず、人々は厄年にこじつけたがります。
そうなると、「厄年は無関係」 という証明をするのはほぼ不可能なんですねぇ。
いわゆる、『悪魔の証明』 ってやつですね。
事実を事実と証明するのは容易でも、事実でない事を事実でないと証明するのは難しい・・・というアレです。
まぁ、そんな事もあるもんで、「厄年の間は大怪我も大病もせず、とにかく死なないでおこう」 みたいな心掛けをしてる次第です。
なんせ、「自分の事を外野から勝手に決め付けられる」 というのが一番腹立つので。
ってか、厄年とかクソくだらん事をいい加減にやめろや、クソジャップ共。
ハィ、幾つになっても正直過ぎて口が悪いのは仕様です。


誕生日の2月13日は、変わり者の有名人も結構多い誕生日でして、それも "いわゆる変人" って感じじゃなく、一癖二癖あるタイプの "変わり者の中でもちょっと独特な変人" が多いんです。
そんな中でも一番の有名どころは、ウンナンの南原清隆とか、その南原とは同級生の出川哲朗、ほぼ同世代のヒロミという三人。
その三人ほど(同じ誕生日と)知られてはないけど、やっぱりちょっと独特なところで言うと、役者の佐藤B作、ミュージシャンの南こうせつ矢野顕子
若手だと、一目瞭然でキャラが立ち過ぎている眉毛人間加藤諒君とか、超売れっ子女優だから本性を出す訳にもいかないであろう有村架純ちゃんなんかも同じ誕生日。
あ、声の仕事とか配役の印象で良い人イメージが定着するも、裏じゃ新人女優を半ばレイプする常習犯だった森本レオとかも残念ながら同じ誕生日です。 死ねばいいのに。

という訳で、良くも悪くもではありますが、とにかく単なる変人とはまた違う変人が多い2月13日生まれ。
自分の誕生日だからたまたまそう思うだけかと軽く調べてみても、前後の日とかはそこまで極端な変人は居ないんだよね。
俺は占いとかも大嫌いだったりするけど、生まれた日ぐらい限定したものになると、それなりに傾向みたいなのはあるのかも。
ちなみに、これも昔から散々こすってる事ですが、俺の嫌いな占いをベースに物を言うとですね、2月13日生まれ水瓶座うさぎ年、動物占いでペガサス・・・辺りを見てみると、細かい違いは多々あれど、大まかに書かれてる事ってのはほぼほぼ 『変人』 ですw
ざっくりで言えば当たってるけどもよ、そんなハッキリ言い切るなや
俺らには用意するオブラートも無いってか!
・・・みたいなねw


さて、ここ最近のあんびさんですが・・・やたら睡魔にやっつけられてます
「いつも眠たがってんじゃねぇか」 とツッコミたい人も居るとは思いますが、いつもの眠気なんて屁なぐらい眠いんです、最近。
まぁ、最近って言っても、ここ一週間とか十日間ぐらいですが。

つい数日前なんかは、一日の大半を睡眠に費やしたぐらい寝てました。
恐らく、20時間近く
寝られるんだから寝といた方が無難なんだろうなと思って寝てたけど、幾らなんでも寝すぎだろってぐらい寝てたからね、我ながら。
普段はそんなにいつでも寝られるタイプじゃないし、一度起きたらすぐ寝付けたりもしないんだけど、寝ちゃう時は死人とタイマン張れるぐらい寝るっていうねw
まぁ、自覚があんまり無いだけで、それなりに疲れてるから眠いんだとは思うけどね、さすがに回復力も落ちまくってるだろうし。

んで、そんな過剰な眠気の原因はってーと、恐らく今やってる音源化作業のせい。
やらない時は全然やらないクセに、やる気出したら過度にのめり込むのがあんびクオリティ

色々と自作曲の音源化はぼちぼちと手を付けてきたものの、明らかに手間が掛かる曲とか、全体として完成してない曲には手を出さずにいる訳で、今まで公開してきたのは比較的作り易いものばっかりなんですね。
でも、手を付けてない中にもずっと引っ掛かってる曲ってのもありまして、今回はそんな一曲にやっと手を付け始めたトコなんです。
まぁ、そもそも面倒な曲って前提なだけに、そこはどう足掻いたって面倒な訳でして、とにかく序盤から打ち込み作業を黙々と続けなければならないという難業。
あ、打ち込みってのはアレです、シーケンサーに自動演奏させる為のデータ作りです。
ざっくり説明だけどなんとなく解って下さい

んでね、今回の曲ってのは基本がピアノ曲なんです。
そうです、ピアノを弾けない俺が作ったピアノ曲です。
という事は、ピアノが弾けないのにピアノロールで打ち込みするって事です。
昔ほど無知じゃなくなったにしろ、相変わらずピアノ素人がピアノロールを作るってのは大変ですよ。
・・・うん、どう大変かが伝わり辛いので、具体的に解説しましょうw



という訳で、ピアノロールの打ち込みがどんなもんなのかですが・・・一見して解る様に、画像左端ピアノの鍵盤がありますね。
これは見たまんまの鍵盤でして、この鍵盤を目安にして音階を入力する訳です。
鍵盤上に書かれたC5とかC6ってのは、Cの音・・・つまりは "ドの音の場所" で、数字はキーの高さを表してます。
この鍵盤の右側には音階の入力欄が伸びてまして、そこに実際に鳴らす音のデータを入力して行きます。
ちなみに、弾ける人ならMIDIキーボードとかを接続する事によって、リアルタイムに演奏をデータ化する事も可能・・・なんですが、弾けない俺は一つ一つ音を確認しながら手入力する 「ステップ入力」 のみの作業。
あ、そうそう、こうして作った演奏データは 「MIDIデータ」 と呼ばれてまして、世界統一規格なもんで、データさえあれば世界中のどこででも、全く同じ演奏(理論上)が鳴らせてしまうという代物。
自動伴奏のピアノとか見た事ある人も居ると思いますが、あれも基本的にはMIDIで鳴らしてるだけです。

で、画像の具体的な説明ですが、左側の資料Aは、いわゆる譜面通りに音符を並べただけのMIDIデータ
Dのコードを鳴らすデータになってるので、これを鳴らすとテンポ通りのタイミング全部の音が鳴ります
・・・当たり前ですw
別にこれじゃ全くダメって訳でもないものの、実際のピアニストこれと全く同じ様に弾く事不可能なんです。
なんでって、人間は機械じゃないからw
つまり、人間が感覚で鍵盤を叩く以上、完全にジャストなタイミングで音を鳴らすなんて芸当は無理なんですね。
でも、あくまで譜面上ではジャストで鳴らす表記になってます。
そこまで細かい指定の音符は存在しないんです。

という事で、右の資料Bなんですが、こちらは人間が手弾きした音に似せる為、音符にわざと発音の誤差を生じさせてるデータです。
鍵盤を叩く指が、多少のズレを生みながらDのコードを鳴らしてる演出ですね。
画像にもある様に、このズレの一つ一つを手作業でチマチマと作るのが大変なんです。
大変っていうか、もはや変態的な作業ですw
しかもこれ、音としては誤差が聴き取れないぐらい一瞬のズレだったりするんで、ズラす作業もなかなか繊細なんですねぇ。

まぁ、こういう意図的なズラし作業をですね、ピアノの音の数だけ手作業で入力してる訳です。
そりゃあね、目だって手だって疲れるし、集中してるから頭も疲れますよ。
下手な内職より非効率な上に、一銭にもならないっていうw
でも、このチマチマした作業の積み重ねがないと、思った通りの音になってくれないんです。



これは画面拡大してズラし作業をした後、ピアノロールを通常比率に戻した様子。
あまりにも細かすぎて、通常比率じゃ違いが解らないっていうねw
んでは、どれぐらい解り辛いか、実際の音で聴き比べてみて下さい。



短すぎてもアレなんで、4小節だけ鳴らしてます。
同じコード順で2回鳴るけども、1回目がデフォルト、2回目がズラし作業後。
ひじょ~~~に解り辛いはずw
まぁ、タイミングを微妙にズラしてるだけなんで当然っちゃ当然なんですが、他の楽器と組み合わせて鳴らしたりなんかすると、この微妙なズレがしっかり活きてきます。


さて、お次はベースの打ち込みの場合
これも基本はピアノロールに音符を置いて行く作業なんですが、今度は楽器の特性が丸っきり違うので、その違いを踏まえないといけない訳です。
まず何が違うかって、鍵盤楽器のピアノに対して、ベースは弦楽器
しかも、ベースってのは基本的に1本ずつの弦を鳴らしながらリズムを刻みます
つまり、"コードを鳴らす楽器" ではないんですよ、あくまで基本的にだけど。
なので、ピアノの様な発音のズラし作業ってのはほぼ不要なものの、弦楽器特有の "音階のズラし作業" ってのが今度は必要になっちゃいます。

鍵盤は一つ一つに音の割り当てがあって、そこを叩けばその音が確実に出る特性があります。
ところが、弦楽器は指板のどこを押さえるかによって音階が決まり、同じ音階の位置を押さえて弾いたとしても、そのごく僅かな位置のズレ押さえる強さ弦を弾く強さによって鳴る音に結構な誤差が出る特性があるんです。
つまり、何度弾いても同じドの音が出る鍵盤楽器と違い、弦楽器で弾いたドは、厳密に言うとシャープしたりフラットしたりで全く同じドの音が出る訳じゃないんですね。

さて、そうなると、弦楽器の打ち込みは鍵盤楽器の時とは根本的に違う訳です。
実際に弦楽器を演奏した事がない人でも、TV等で弾いてるのを観た事ぐらいはあると思いますが、ギタリストやベーシストの左手かなり動かしながら弾いてますよね。
ピアノですらジャストのタイミングでは弾けない訳だから、弦楽器は尚更ジャストに弾くなんて無理に等しい訳ですよ。
しかも、同じ弦で別の音階を出したりする訳だから、押さえる指の動きが速いのも当然。
例えば、ドの音を鳴らしていて、次に同弦でファの音を出そうとした場合、音階的には5度上まで瞬時に指をスライドさせて押さえる必要があります。
そうすると、ドからファまでの指の移動が実際の音にも影響する訳です。
ならば、打ち込みで手弾きベースを再現させようとしたら、その指の移動をも再現させないとダメだって事なんですね。



ハィ、またしても画像。
ツールは違ってますが、これもまたピアノロールの入力画面です。
色がアレなんで若干解り辛いけど、左にピアノの鍵盤が描かれてますね。
んで、右側にはデータの入力画面
これはMIDI出力するツールじゃないんだけど、弦楽器なんかはこっちのツールの方がリアルな音を作り易いんです。

とりあえず、デフォルトで譜面通りに入力するとこんな感じです。
こっちのツールの方が音符の刻みが解り易いかなと。
極めてフツーに8ビートを刻んでますね。
手弾きじゃなく、ジャストクロックなシンセベースを鳴らしたい場合なんかは、このまま使ったりもします。



こちらは手弾き演出をした後の演奏データ
資料Dと同様、発音タイミングはジャストのままにしてるんですが、所々に音階ズレを入力した箇所があります。
これはアクセントをつけたい箇所で、半音から1音下を始点として鳴らす設定です。



一小節目のみを抜き取って説明すると、デフォルトでは単にレの単音が繰り返されてるだけなのに対し、ズレ処理をした後は3・3・2のタイミング半音下からレの音を鳴らしてる訳です。
まぁ、これも実際の音で聴いた方が早いですな。



ドラムとベースのみの音源を、やはり処理前と処理後に分けて演奏させてます。
これはピアノと違ってかなり違いが解り易いと思います。
処理前は単調に 「デデデデ」 と鳴ってるだけだけど、処理後の方は 「グィンデデ グィンデデ」 とアクセントが入ってますよね。
これだと 「手弾き感」 って意味が解るんじゃないでしょうか。



今のベースに先ほどのピアノを合わせて、ドラム無しで演奏させたデータです。
ベースにピアノが乗った事によって、処理後の演奏には "うねり" が出てるって解りますかね。
このうねりというのが、俗に言う "グルーヴ" ってやつです。
んでは、最後にドラムも追加してみます。



ハィ、1回目と2回目の違いは感覚的にも明らかじゃないかと思います。
1回目はのっぺりとした印象で、いかにも 「機械で鳴らしました」 みたいな音。
それに対し、2回目はクセが強いけどもグルーヴが出て、ノリの良い音
楽譜的には全く同じ演奏でも、これぐらい違う音になるってのがポイントなんですよ。

まぁ、いちいち回りくどい解説になっちゃいましたが、俺がチマチマやってる作業の意図みたいなのは解って貰えましたでしょうか。
ってか、今時はそこそこのツールさえ買えば、ジャストなデータを読み込ませても "人間的な音" に自動調整してくれる機能が付いてたりするんですが、それだとつまんないかな~とか思ってたりもします。
確かにそっちの方が "それっぽい音" にはしてくれるんだろうけど、演出まで機械任せにして 「自分の作った作品でーす」 なんて言えるのか?と。
物作りって根本的に "「面倒臭い」 を前提にした作業" なんで、効率が上がればOKじゃないんですよ
その辺り、人それぞれの価値観の違いというか、職人気質みたいなのが問われる部分だったりする気がします。


さてさて、そんな訳でして、当分はまた音の事ばっかり考える日々になりそうです。
今作ってる音源の曲は、自分の中で代表的な一曲だったりもするもんで、かなり丁寧に作り込んでまして、この流れのまま完成まで行き着くかどうか解りません
もうね、おっさんだから力尽きるんだよ、無理ばっかしてるとw
それとはまた別で、リミックス作業も幾つか手を付けてるし、ギター録りやらボーカル録りをし直さないとダメなのも多かったりするもんで、なかなか一つ一つが仕上がりません。
別に欲張ってる訳じゃないんだけどね、芸術系は衝動とかタイミングが一番重要だったりするもんで、自分でもコントロール出来るもんじゃないんです。
ってな感じで、この記事の下書きの段階でも睡魔に勝てず、やっぱりまたUPが数日ズレ込むというね、素晴らしいお約束振りを発揮してる訳なんですが、ボツにしなかっただけ良しとして下さい。
んでは、暫く病的な作業に浸ります。