ブログネタ:流されやすい? 参加中私は流されやすい派!
いやぁ、昔は流されまくったなぁ。
今でこそ、他人の言う事になんか聞く耳持たないタイプだと思われてそうだけど、実はそうでもない。
むしろ、必要以上に他人の顔色を窺いながら生きて来たからね、俺は。
そもそも俺は根がバカ正直で、騙されたり利用されたりし易いタイプ。
その事を自覚したのは比較的早い方だったのかも知れないけど、性分なんてもんはそうそう修正が利かない訳で、散々他人に利用されたりしてようやく意識改革を始めたぐらい。
基本的に流されやすい人なんてのは、結局のところ身をもって経験を積むしかないというか、他人からいくらバカだなんだ言われたり忠告されても、その程度で流されない人間になれる訳じゃない。
踏まれて蹴られて、ヘコむだけヘコんで、ズタボロになるぐらい傷ついて、ようやく 「こりゃマズい」 って感じになる。
メンタルの病気がそうである様に、まずはキッチリと自覚する事からじゃないと始まらない。
それには自分自身に危機感を覚えないとダメで、現状の自分に納得してる人は、なんにせよ成長なんぞしない訳だ。
意識改革って、やり方自体は物凄く簡単で、とにかく自分自身に何度も言い聞かせる事。
自己暗示を通り越して、刷り込みのレベルまでとにかく繰り返す。
物理的な限界は意識改革じゃどうにもならないけど、精神的な部分なんかは働きかける事で幾らでも変えられる可能性がある。
まぁ、一般的に流されやすい一番の原因は自分の無さだろうけど、自分を確立してたとしたって、タイプとして流されやすいなら流されちゃう事は多々ある。
バカ正直な人は特にそう。
「他人なんか信用するな!」 って育てられた人は少ないはずで、出来るだけ他人を信じようとして生きるのが普通。
でも、生きてると信用したばっかりに裏切られる事があって、深く傷ついたりもする。
そこで学ぶのは、「まずは信用に値するかどうかの見極めが必要」 って事。
闇雲に信じるのはただのバカで、信じるには信じるに値する根拠が無きゃダメな訳ですよ。
勿論、その見極めの基準だって自分の判断だから、間違えればまたダメージを受ける覚悟をしなきゃいけない。
仮に失敗して傷ついても、判断基準を改めるきっかけにはなる訳で、全くの無駄にはならないというか、無駄にしなければいいだけの話。
結局、そうやってプロセスを経た人間は、傷も増えるけど経験値は高くなる訳で、その経験は簡単に流されないだけの力にもなる。
要するに、流され易いかどうかは性格やら性分といったその人のタイプが根本的にあるけど、じゃあ実際に流されてしまうかどうかって点で言えば、流されちゃうのは未熟さ故なんだろうね、大概。
『流され易いからこそ気をつけてる』 ってのが、経験を無駄にせず生きてる人のスタンスだと思うんだよね。
流れに逆らう事ばっかりが正解ではないにせよ、流されるまま流されてるだけじゃ、それは自分として生きてるって言えないでしょ。
人生の舵取りも速度も自分自身で決めなきゃつまんないし、そうしないんだったら自分自身を放棄してるのと同じだもんね。
だから、「流されやすくってね~」 なんて平然と言う人を見ると、結構カチンときて説教衝動に駆られたりもするしw、「人生ナメてると今に痛い目見るぞ」 ってこっそり思ってたりもする。
自分が流され易い奴だからこそ尚更そうなんだろうね、多分。
