ブログネタ:初対面得意? | weblog -α-

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初対面得意? ブログネタ:初対面得意? 参加中

私は苦手派!

初対面が得意って人はちょっとおかしいでしょw
どんだけパーソナルスペース広い人なのか試してみたくなるわw

まぁ、リアルでの交友関係が極端に狭くて、ネットでの方がメインになってる俺なんかは、地元を離れて以降の付き合いって、全部ってぐらいネットきっかけ。
ネットのイメージは未だに悪い方に片寄ってるけど、人と人が知り合うきっかけなんてもんに、良いも悪いも無いんだよね、ホントは。

ネットが基本の人間関係になると、実際に顔合わせる時・・・つまり、初対面ってのは大体オフ会。
今は違ってるのかも知れないけど、俺らの頃はオフ会で一斉に顔合わせってのが基本だった。
まぁ、それまでにチャットでは再三話し込んでたりするし、スカイプが普及してなかった頃でもMSNメッセで音声通話とかビデオチャットは出来たからね、そういうコミュニケーションは普通に取り合ってはいた。
勿論、ケータイはとっくに普及してたから、電話で話したりもしたし。
で、そんな各自の繋がりが確立しつつのオフ会だから、みんな初対面でもお互いの情報は結構知ってる訳ですよ。
それこそ、ご近所さんでも知らないであろう家庭事情であるとか、リアルの友達にも話してない秘密の話なんかを知り合う仲だったりもして、実際に顔を突き合わせてないってだけで、友達としてはもう充分に関係性が確立してる状態の顔合わせとかはよくある話。
もっとも、大して話し込んでない人ともそこで会ったりはするし、そこで意気投合して仲良くなるって事も大いにあったけど。

結局、そういう状態での初対面ってのは、いわゆる純粋な初対面とは違う訳よね。
極端に照れ屋だとか人見知りなんて人は、やっぱり情報をお互いに持ってても緊張しまくったり無口になったりするんだけど、共通の話題を一から探す必要が無い分、打ち解け易いってのはあると思う。
だから、印象として全然へっちゃらに見えるらしい俺なんかも、実は人見知りなのに案外最初からニュートラルに居られたりする。
「あんび、全然緊張とかしてないよね?」 ってオフではよく言われたけど、「だって、全然知らない仲じゃないでしょ?」 っていう感覚。
まぁ、俺の場合は特に、チャットだけでも充分にその人の人となりを見抜いてたりするから、いざ目の前にしても恐るるに足らずってトコなんだけどね。
それでも多少は緊張もするし、それを見せない為の努力は人知れずしてたりするんだけど。

さて、問題は純粋な初対面ってやつだ。
これはね、もう、ある種の試練だよね。
お互いの情報無しに一から知り合うのはホントに大変。
出来れば避けたい事の一つ。

仕事でね、お客さんのトコに出向いたりする場合だって、俺なんか小心者だからバリバリ緊張してましたよ。
でも、その緊張を悟られたら負けだって思ってたから、人馴れした愛想良い奴を演出してた。
口の利き方一つだって、あんまり畏まってると相手は構えるし、馴れ馴れし過ぎても軽薄に思われるからね、その辺りのバランスを考えて喋るから疲れる疲れる。
別に仕事じゃなくたって、そういう配慮が必要な場面ではそうしてるし、無駄なぐらい気を遣うのが当たり前になっちゃってるからしんどい訳ですよ。
それはもう性分としか言い様が無いけど、初対面で肝心なのは自分より相手の方で、相手が露骨に緊張してると、こっちも過剰に緊張するもんなんで、そうさせない為のベターな方法ってのは、こっちの緊張を見せない事なんですな。
「こいつ全然緊張してないのに、こっちが緊張する必要なんかないじゃん」 っていう心理を働かせたら、おのずと空気は和むもの。

ネット以外で人と知り合う機会がほとんど無いんでアレだけど、純粋に初対面でも、わりと年配の人なんかだとすんなり話せる様にはなるんだよね、不思議と。
恐らく、年齢的な差が大きすぎたりすると、わざわざ男女として意識する必要が無いって部分がデカいんだと思う。
中年・・・つっても俺ももう中年だけどw、いわゆるおっさんおばちゃんであるとか、ジィさんバァさんになんかは、最低限、年長者として尊重してあげるだけで良いんだと思うんだよね、経験上。
どんな人物でどんな経験をして来たかは知らなくても、少なくとも自分の人生を肯定してプライドを持ってたりするもんなんだから、そこを立ててあげれば人間関係は比較的上手く行く気がする。
実際、他人の人生は知る術も無い未知の世界な訳で、その人にとって普通の出来事であったりしても、話を聞いてると面白かったり興味深かったりするんですよ、これが。
同じ 『経験を語る』 って事であっても、やっぱり半世紀以上生きた人達の話と若い連中の話とは全然違う。
この歳になるとその理由が解るけどね、物事の見方も考え方も若い頃とは変化してるから。

比較的若い世代との純粋な初対面ってほぼ皆無だけど、絶対分かり合えない部分はきっとあるんだと思うし、それでも絶対に通じ合えたりする部分もある気はしてる。
初対面の人とでも、ある程度の時間があれば打ち解けられる自信はあるね、一応。
誰でも掛かって来い!とはさすがに思わないけどw、それなりに常識さえあれば対応出来ると思う・・・多分。
その場合、問題は相手の方が俺をほぼ理解出来ないんじゃないかっていう事だけどね。
感覚とか感性が全然違う奴を受け入れられる人だったら、俺みたいな奴の事は面白がってくれると思うんだけど、日本人は基本的に保守的なスタンスの人ばっかりなんでね、なかなか若い世代には受け入れ難いのかもなぁと。
どうしても、それなりに人生を歩んで、理想と現実の格差が身に沁みてるぐらいの世代からが中心になっちゃうよね。

初対面ってのは結局、お互いの情報を持ち合わせてないって事がネックな訳で、そこをいかに早く埋めるか、ポイントを押さえるかが大事なんですよ。
んで、相手からのアプローチを受け身で待ってるんじゃなくて、自分から先手を打つのも大事。
例えば、「えっ、そんなプライベートな話、私にしちゃって大丈夫ですか?」 って訊かれる様な類のエピソードをあえてするとかね。

人間心理ってのは面白いもんで、自分から求めた訳じゃなくても、相手の重要と思える情報を知っちゃうと負い目だと認識しちゃうんだよね。
そうすると、それを払拭すべく、自分からも同等かそれ以上のエピソードを話したくなる。
そんなやり取りが繰り返されると、お互いに対する不安要素は薄れてく訳だ。
誰でも知り得る情報だけじゃなく、特定の人しか知らない様な情報が積み重なってくと、その分だけ相手に対する距離感は近くなる。
つまり、文字通り 『知り合う』 事で知り合いになり、友達になったり、親友になったり、恋人なんかにもなるって事。
『特定の人しか知り得ない情報』 って意味で言えば、手を繋ぐのもキスするのもSEXするのも、同じ理屈で重要なコミュニケーション方法だって事になる。
見詰め合うだけだって、なかなか知らない間柄でする行為じゃないからね、そういう 『あえてするアクション』 ってのは人間関係において非常に重要な意味がある。
その観点から言えば、初対面で緊張が前提の時なんかの方が、よっぽど効果的にコミュニケーションは図れるんだよね、実は。
ただ、それを巧みに利用してるのは詐欺師ぐらいだろうなとw
だから、初対面で唐突に手を握ってくる様な美女には気をつけないとダメですよw


まぁ、詐欺師は極端にしても、冒頭で 「初対面が得意なんて人はおかしい」 って言ったのはそういった意味もあって、とにかく情報を知らない間柄なのに知ってるみたいに振る舞えるのは異常なんですよ、生き物として。
ある意味、「知らないからこそ」 って部分が初対面の面白味だよね。
俺の詩で 「箱の中身が解らないからこそ開けてみたくなる」 っていうのがあるけど、まさにそれ。
得意不得意で言えば不得意だけどね、不得意だからって目の前の箱は開けたくなるもんでしょ?っていう事。




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