謎が謎呼ぶ樹木希林 その2 | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


ハィ、オカルト系なテーマの第二幕。
前回、UMAについてほとんどってほど書かなかったもんで、今回は書く気満々です・・・って、こうやってその気も大して無いのに誇張するのも情報操作ですよ。
なにげに前回の復習なのだよ、フフ。

さて、世界各地には多種多様のUMAが居ると報告されてる訳ですが、その多くは都市伝説的な存在でもあったりします。
まぁ、一般常識的にどの辺りまで信憑性を持てるかが問題でして、古くは雪男、ネッシー、日本だとツチノコなんかがメジャーだけども、そういった有名どころはどうしてこの現代まで存在が信じ続けられているのかなんですよ。
お国柄ってのも少なからずあるけども、基本的にUMAも信憑性に程度があると思うんですな。
つまり、「そりゃちょっとインチキ臭すぎねーか?」 って類のものは、どうしたって真剣に取り上げてもらえない。
例えば、日本で言うなら河童。
基本的には妖怪として知られてる河童だけども、真偽はともかく、ミイラが幾つか存在してたりする事を考えると、他の妖怪より現実味を持った存在として考えられてたんだと思うんですな。
でも、いわゆる一般的に知られてる河童が実在したとはちょっと考えづらい。
ビジュアル的にはモンスターのそれだし、何よりも実在したという根拠が伝承ぐらいしか無いのは致命的。

海外で有名なところだと、南米の吸血動物・チュパカブラ。
これは河童的な存在に近いUMAで、ビジュアル的にはまさしくモンスター。
ファンタジー好きな人ならすぐ解ると思うけど、見た目はガーゴイルの様な感じ。
体長は大小様々で不確定だけども、体つきは猿に似て攻撃的な顔立ち、口からは大きな牙が出ていて、背中には翼がある。
一昔前のSF映画に出て来そうな、いかにもなビジュアルのチュパカブラ。
これまたちょっと信憑性に欠けるビジュアルなんだけど、河童と違うのは、チュパカブラの目撃例は今現在もあるという事。
もっとも、そこは南米という土地柄を考慮しなければならない訳で、かつて河童の目撃例があった頃の日本も、やはりここまで近代化が進んでいなかったからこその部分が大いにあるはず。
つまり、まだ自然豊かな土地が多い南米だからこその存在という部分も否めない訳ですな。
ただ、河童と絶対的に違うのは、その映像や写真なんかが撮られていたり、更にはチリで実際に捕獲されたという具体的な話がある事。

そのチリでの捕獲というのが面白い話で、まず、チュパカブラのつがいと子供の三匹を軍が生け捕りにしたという事なんだけど、それをどういう訳かアメリカ軍に引き渡したらしいんだな。
すると、地元民からは大ブーイング。
いや、ウチの国の名物だぞー!って類のブーイングじゃなく、捕獲されたチュパカブラというのは、そもそもアメリカ軍が作り上げた生物兵器だという噂が広まったらしいんですな。
つまり、何らかの手違いで脱走してしまった生物兵器をチリ軍が捕獲し、アメリカ軍が回収したという訳。
ビジュアル的には信憑性に欠けるはずのチュパカブラも、もしそれが米軍による遺伝子操作の産物だとしたら、果たして河童の様な存在とはまた違った一面が見えてくる。
『アメリカの極秘生物兵器』 というファクターが加わると、きな臭さよりも現実味の方が色濃くなるからあら不思議w
真相はともかく、ここで出てきたアメリカの影・・・う~ん、あり得そうでそそられる。

とりあえず、アメリカ軍の影がチラつかなければ、チュパカブラも河童同様、その存在はちょっと生物として現実離れし過ぎてる訳で、チュパカブラが生物兵器なら、河童だって生物兵器だったかも知れないって事になる。
いずれにしても、『河童もチュパカブラもアンブレラ社によって造られたクリーチャーです』 ってな感じに近い話で、眉唾物なのは変わらない。
ところが、いわゆるUMAの多くはもう少し現実味を帯びたものばかりで、言わば河童やチュパカブラの類ってのは、ポジション的に言うと宇宙人に近い存在感のもの。
では、UMAとして知られてる多くの存在はどういったものなのか・・・という点。

雪男、ビッグフット、ネッシー、シーサーペント、ツチノコ等々、代表的なUMAは人型、あるいは古代生物や現存する生物の亜種と思われるものがほとんど。
これは前述のチュパカブラ的なモンスターとは明確に違う訳で、例え存在が確認されても、生物学的にそれほどの違和感は無いと思われるんですな。
何故なら、そのどれもが現存する生物との繋がりを感じさせるものだったりするから。

雪男やビッグフットやイエティと呼ばれるヒト型生物の場合、ルーツの大基が人類と同じである可能性は非常に高い。
そもそも、人類だって長い地球の歴史上から言えば、ここまで進化したのはつい最近の事。
しかも、短期間でかなり急速に進化したらしいから、その進化自体が突然変異的なものだった可能性だってある。
となると、ヒト型UMAは自然本来の速度で進化している生物で、人類の方が特殊なだけなのかも知れない訳ですよ。
現に地球上の生物の中で人類だけが極端な進化を遂げたのは明白な訳で、だからこそ人類によく似たヒト型UMAは、その存在にそれほどの違和感を感じさせないという事なんですな。


次にネッシーを代表とする大型水棲獣や、シーサーペントの様な大型海獣、ツチノコの様な現存生物の亜種的なUMA。
これらはヒト型UMAよりも違和感なく受け入れられる存在で、本来UMAという括りはこういった未確認生物の事を指したもの。
まぁ、存在の可能性に最も信憑性があるって事ですよ。

世界中、全国各地、とにかく目撃例が多いのがネッシーの様な水棲獣。
その正体については諸説あるものの、一番知られてるのは恐竜時代の生き残りである首長竜の一種ではないかというもの。
首長竜・・・正確にはプレシオサウルスという大型爬虫類で、長い首とヒレ状になった手足が特徴。
基本的には魚食性だったと推測されていて、化石などの資料から長く繁栄した種だという研究結果が出ている生物。

さて、まずこういったUMAを語る上で欠かせないのは、かつて地球上に恐竜が生息していたという事実。
2億5千万年前から6500万年前までの約1億数千年の間、恐竜時代は繁栄したとの事。
1億数千万年ですよ、1億数千万年。
いまいちピンとこないほどのクソ長い期間、この地球上は恐竜天国だった訳です。
そして、人類誕生はおよそ400万年前。
恐竜が絶滅したとされている時代から6千万年経って、ようやく人類の登場なんです。
600年でも6000年でもなく、6千万年ですからね、これ。
人類が400万年掛けて今現在の繁栄だけども、その10倍以上の期間、地球上を事実上征服する存在の生物は居なかった訳です。
逆を言えば、たった400万年の短時間でここまで地球やら生態系をぶっ壊した人類ってのも凄い訳で、この調子じゃどう考えたって恐竜時代の様な長期繁栄は望めない訳ですけどね。

で、そんな恐竜時代の生き残りと考えられているのが、多くの大型水棲獣。
そもそも、1億年やら2億年も昔の骨なんかが残ってる事実だけでも本来は凄いんで、そんな大昔の生物が未だに生き残っていると考えるのは無理がありそうですよね。
ところが、その可能性を示す生物は現実に存在してまして、シーラカンスなんかはその代表例。
日本で言うならカブトガニですな。
『生きた化石』 と呼ばれるそういった遺存種は、種類や個体数こそ少ないまでも世界中で現存が確認されている事から、未だ確認されていない恐竜時代からの生き残りはまだまだ存在する可能性があるという訳です。
もうね、こういう話になるとロマンですよ、完全に。
まぁ、だからって同じく遺存種であるゴキブリを見てもロマンは感じませんがw

さて、そしたらネッシーの正体は太古からの生き残りのプレシオサウルスなんでしょうかねと。
ここは判断が難しいところなんだけども、もしプレシオサウルスの子孫だったとしても、さすがにああいった生物が今まで進化も退化してないとは考えづらい訳で、現存するのであれば多少の変体は必至だろうなと。
少なくとも、食料面の問題からして巨体を維持するのは困難だろうから、この数千万年の間に体長が縮小してるのはほぼ間違いなさげ。
というか、昔のままのデカさなら目撃例が少なすぎるし、湖程度の規模で種の存続が出来っこない。
となると、実際に居たとしても驚異的な大きさではなくて、せいぜいが中規模の鯨サイズという感じじゃなかろうか。
って事は、各地の湖なんかで目撃されてる水棲獣らしき巨大な影とかってのは、それほど信憑性が無いのかも知れない。
あるいは、それとは別に巨大生物が居るのかも知れないし・・・ウナギとかね。


さてさて、今度は海。
シーサーペントに代表される大海獣ですよ・・・って言っても、日本人にはシーサーペントって馴染みが薄いですわな。
いわゆる海竜なんて呼ばれたりする大型の海蛇的な生物なんだけども、そのビジュアルはどうしてもおとぎ話的な要素が含まれて誇張されてるはず。
但し、海獣の場合はフィールドが海な訳で、ネッシーなんかの水棲獣よりもずっと存在の信憑性は高いんですな。
と言うのも、海洋生物は未確認のものがかなり居るとされていて、実際、深海生物の類は捕獲しようにも困難な生物が多く、その生態も解明されてないものが多すぎるんです。
となれば、あの広く深い海の中、どんな大海獣が生き延びてても不思議じゃない訳で、例えシーサーペントが誇張されたモンスターだとしても、その原形となる未知の巨大生物が居る可能性は極めて高い訳ですよ。

世界一巨大な動物として認知されてるシロナガスクジラ、体長は大きいものでおよそ30mほど。
言うなれば、30mの巨体でも海では生きられるって証明ですよね。
それなら、深海を主に活動する30m規模の巨大海洋生物が居ないと考える方がおかしい訳で、現実にタコやイカは恐ろしいほどの大きさのものが捕獲されてたりもします。
シーサーペントの正体が何なのかについては諸説あるものの、深海で巨大化したウナギやウミヘビ、ウツボやアナゴの類だと考えるのが一番妥当だと思う。
船を襲った等の逸話についてはそのほとんどが虚偽や勘違いで、「俺は昔、こんな凄いものに襲われたんだけど助かったんだぜ。凄いだろ?」 的な酒飲み話のアテにされただけの事なんでしょう、恐らく。
でも、見慣れない深海生物が稀に海面付近に現れる事はあるらしいんで、実際に巨大生物の目撃例はあったのかも知れないし、その巨大生物が逃げる際の海流の乱れで船が転覆したなんて事もあったのかも知れない。
少なくとも、何一つ根拠も無しにシーサーペント伝説が生まれたとは考えづらいし、シーサーペントと呼ばれる様な何かが存在していても不思議は無い訳です。
また、現代でも正体がよく解らない巨大生物の死体が浜に打ち上げられたり、漁師の網に掛かる事例が幾つも報告されてる事から、シーサーペントならずとも未知の巨大海洋生物が存在してるのは、ほぼ確実と言えるんです。


次にツチノコに代表される現存する生物の亜種的なUMA。
これは恐らく現在絶滅してるものも含めてかなり現存したUMAでしょうな。
いや、ツチノコが居たかどうかは解らないけども、人類が捕獲しないまま絶滅した動物ってのは物凄い数居る訳で、UMAの中では一番現実味のある存在です。

今ではごく当たり前に存在が知られているジャイアントパンダ。
中国四川省の山中のみで確認される熊の様な巨体を持つ種ですが、パンダも元々は地元の山岳民にしか存在が知られていなかったUMAだったんですね。
パンダの場合はあのモノトーン柄が独特なんで、毛皮を見てすぐに新種と判断された訳なんですが、もしもパンダが普通の熊の様な毛色だったなら、今の世においても発見されずにUMAだったかも知れません。

さて、日本人には馴染み深いツチノコはどうでしょうか。
基本的には蛇だし、そもそも蛇は臆病な生き物なので、ああいった種類のものが実際に居ても、なかなか人目には触れなかった可能性というのは大いにあり得ます。
単純に小動物を呑み込んだ蛇と見間違えただけという説も可能性は高そうですが、ああいった蛇なんて居なかったという根拠にはならない訳です。
極端に進化を遂げた人類が存在する以上、実在する動物、実在した動物に似た種類のものが居たとしても不思議はないんですな。
人類は手足を自在に使い、言葉を話す様に進化したけども、他の動物の場合は違う進化を遂げてる訳です。
ムササビやモモンガは本来なら飛べない動物。
進化によって滑空が可能になった訳で、人類には出来ない事が出来るという点においては、ムササビやモモンガの方が人類より優れてるとも言える訳です。
つまり、ツチノコがいくら見つからないとしても、人間より優れた特性によって身を隠すのが巧みなだけかも知れないという事。
もし、ツチノコがカメレオンの様に擬態を得意としたら、それが明らかに普通の蛇と違う目立つプロポーションでも見つけるのは困難ですよね。
だからってツチノコが擬態するとは言わないけれども、擬態しないと言い切る事だって出来ないんですよ。
なんせ、捕獲して研究した人は誰一人居ない訳ですからね、少なくとも表向きには。

結局は可能性の話になってしまう訳なんだけども、ありとあらゆる動物がありとあらゆる特性を持ってる訳で、UMAは未確認だけに、そのあらゆる要素を秘めた存在だって事なんです。
現実的な考え方をするにしても、爬虫類のカメレオンが擬態をするのなら、爬虫類のUMAに擬態が出来ても何ら不思議は無いという事になるし、全く想像もつかない特性を持ち合わせていたとしても不思議は無い訳です。
つまり、想像する上ではほとんど何でもアリの世界。
そう考えると面白いのは、我々が幽霊だの宇宙人だのと呼んでる存在も、実はれっきとした地球上の生命体かも知れなくなるんですな。
あるいは、人類の方がよっぽど歴史の浅い新種の生命体だって事もあり得る訳です。

さて、頃合として丁度良いんで、第二幕はこれにて。
次もまだありまして、今度はオーパーツについて考えてみようかなと。