久々にホラー系の映画紹介サイトを覗いてみたら、ちょっと面白そうなのがありましてん。
まぁ、さすがにもう珍しくもなくなったホームビデオタッチのモキュメンタリー作品なんだけど、あらすじがいかにも過ぎて逆に気になるというw
え~、タイトルは 『Atrocious』 で、スペインの作品だそうな。
スペインでモキュメンタリーと言えば、二作目でげんなりさせてくれたRECですなw
まぁ、流行りものって感じなんでしょう、恐らく。
Atrocious -trailer-
別荘に滞在していたキンタニーヤ一家が何者かによって殺害され、現場から被害者が撮影したと思われる37時間の記録映像が発見される。
その映像を元に構成したのがこの作品・・・という訳で、とってもベタですw
トレーラーを見る限り、色んなホラー作品を参考にしてるらしい事が解るんだけども、井戸のシーンとか思いっきりリングの構図で笑えますw
いっそ、貞子オチにしてくれてたら面白いんだけどw
モキュメンタリーの代表作と言えば、その内容よりも情報操作で大ヒットしたブレア・ウィッチ・プロジェクト。
そんなブレアウィッチよりも一年早く、ほとんど同じ様なテーマとアイデアで作られた作品があるらしいんですな。
というか、ブレアウィッチはそのパクリであろうという事で納得してる人も多いとか。
The Last Broadcast -trailer-
邦題は 『ジャージー・デビル・プロジェクト』 という事で、まるでブレアウィッチの二番煎じみたいなタイトル付けられちゃってますが、そもそもはこっちの方が先なんです、ハィ。
内容の方はと言うと、ニュージャージーに古くから伝わるUMA、ジャージー・デビルの真相を確かめる為に森へと入ったTVクルー4名が次々と殺され、生き残りの1名が殺人容疑で逮捕される。
そんな事件に疑問を抱いたドキュメンタリー作家のデヴィッド・リーは、独自調査を進めて事件の真相に迫るが・・・というお話。
まぁ、あらすじ自体はそれほど珍しいパターンでもないんだけど、ブレアウィッチより先にドキュメンタリー風ホラーを作ったって事がまず評価されるトコなんでしょう。
あと、ブレアウィッチと違って、こちらの作品はあくまで劇映画として計算されたものなんで、それ相応のオチもしっかりあって 「・・・え?何?今の連れションみたいので終わり?」 とはならないそうですw
ブレアウィッチ観てない方、ご安心あれ。
今のはネタバレ的な一言ですが、先にあらすじを完璧に解説したところで、あの映画の印象は変わりませんw
ってな感じで、この作品も暇潰し的に観てみたい気になりました。
さて、もう一本。
お次はなんだか面白そうな気も面白く無さそうな気もする作品、『Vanishing on 7th Street』 というアメリカ映画。
このタイトルでエルム街の悪夢を思い出したのは俺だけじゃないはずw
Vanishing on 7th Street -trailer-
これはいわゆる終末映画らしいです。
正体不明、原因不明の黒い闇に世界が包まれ、人類の大多数が消失。
僅かに生き残った人々は対策を練るものの、そんな彼らを黒い闇が襲う・・・というお話。
なんだか、スティーヴン・キングのミストを彷彿とさせる話ですが、あちらは黒い霧そのものの恐怖よりも、人間の恐ろしさが際立つゾンビ映画的なシニカルさが売り。
さて、こちらはその辺りどうなんだろうか。
トレーラーを観るとシルエット人間が襲って来る様なシーンがあるし、影自体が生命体的な感じの逃げ様にも逃げ場が無いホラーなのかな。
この手の話はちょっと間違えたらバカ映画になっちゃうから難しいんだよね。
あんまり良い予感はしないけどもw、気にはなる一本ではあるなと。
ところで、映画紹介サイトを見てて改めて思ったんだけど、最近のニコラス・ケイジの仕事選ばないっぷりが凄いのはどういう訳?w
入れ食い状態であらゆるジャンルの映画に出てるけど・・・借金問題でも抱えてるんだろうか。