Webサイト用BGM | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


10年程前、某所で初めてポームページを開設。
当時はまだまだネットなんてアングラの領域から抜け出せてない頃で、家庭用ゲーム機にネット機能が標準装備された事で、ようやく少しだけ素人にもきっかけが生まれた様な感じだった。
そういう俺も、そんなゲーム機での文字チャットをきっかけにネットデビューした訳だが。

興味こそあったものの、ネットに関して全くの無知だった俺は、独学でHTMLを覚えてサイトを作った。
とは言え、その当時の知識で作れたのは非常にチープで粗末なもの。
それでも、そもそも物作りが好きな俺は面白味を感じ、少しずつ自分のサイトを自分色に染めるべく努力をした。
結局は完成しないままに更新を止めてしまったが。

そんなサイトでBGMとして流してたのが下の3曲。
当時はMIDIファイルとしてデータを置いてたんで、アクセスするPCの音源ボードによって聴こえ方が違った。
作り手としてはあまり好ましい事じゃなかったけど、ある意味では面白い事でもあった。
まぁ、とにかくは自作した曲を流す事が出来れば良かったんで、そういう意味では成功だったかな。
なにより、サイト用という事でそれまで試みた事のない毛色の曲を作れたのは良かったと思う。

下の3曲は当時のMIDIデータを基に、わりと最近になって作り直したもの。
当然、MIDIデータと違ってPCによって音が違うなんて事はないけども、当時の音やアレンジとは多少違います。


Welcome to S.P [Instrumental] take.3

これはトップページに設置してた曲。
MIDIの作曲ツールで即興的に作ったんだけど、曲というよりはジングルなんかに近い。
とりあえずピアノソロで作ろうってのは決めてて、ちょっと雰囲気のあるクラシカルでジャジーな短い曲を心掛けた。
俺は鍵盤楽器がコードぐらいしか弾けないもんで、オール打ち込みとは言え、こういう曲が作れるとは自分自身でも思ってなかった。
一応やるだけでもやってみるもんだな~と思いましたよ、当時。


MIDNIGHT PARANOIA [Instrumental] take.5

メニューページに設置してた曲。
聴いての通りのジャジーな楽曲なんだけど、それは当時ちょうどジャズを聴き出した頃だったから触発されたんだと思う。
これはピアノのメロ部分をまず鼻歌的に作って、そこにコードを乗せて、それからベースラインを乗せてった感じ。
一番難しかったのはドラムパート。
ジャズドラムって独特のリズム取りをしてるもんで、ロックの8ビートやら16ビートにどっぷりだった俺には結構な冒険だった。
実際、作り直すにも一番苦労したし、ジャズドラムとして正しいのかどうかも不明w
まぁ、「それっぽく聴こえたら上等」ぐらいに思って作ったにしちゃ、わりと良く出来たんじゃないかなと。

曲のイメージは、ジャズバー的な小さい箱でのLIVE演奏。
これもまた雰囲気のある楽曲を意識したんで、そこそこムードは出てると思う。
まぁ、今聴くともうちょい長くても良かったとは思うんだけどね。

ちなみに、擬似LIVEにする発想は、BOØWYの 『RENDEZ-VOUS』 って曲に触発されての事。
簡単そうで意外と手間が掛かると解ったもんで、二度とやりませんw


Pandora's Box [Instrumental] take.3

これはコラムページに設置してた曲。
サイトの中でわりとシリアスな事を書いてたのがコラムページで、ここだけちょっと毛色が違いますよ?ってのを表す為の雰囲気を心掛けて作ったもの。
基本的に音はピアノとストリングス、ボイス系をメインにして、後ろはシンセベースとかいかにも打ち込みな感じでテクノっぽい仕上がりに。
総体的にはちょっと硬質だけどドラマチックな雰囲気を演出してて、ダークな感じとB級感も意識したところ。

タイトルは、開くと災いをもたらすとされるギリシャ神話のパンドラの箱から。
コラムページでは色んな事柄に関して本音で書いてたもんで、中にはかなり毒のある記事もあったんです。
そういった事もあって、パンドラの箱ってタイトルが相応しいかなと。



※ 2011年04月 音源差し替え
※ 2013年03月 加筆・修正、音源差し替え(オリジナルイメージ画像含む)